小泉義之政治論集成 1<br> 災厄と性愛

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小泉義之政治論集成 1
災厄と性愛

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  • サイズ 46判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865031140
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0010

出版社内容情報

つねに生と死の倫理に立ち返りながら、左右の言説を根底から検証・批判する。震災、大事故、疫病と向き合い、〈政治〉を問い直す災厄論、マジョリティを批判し、生と性と人類を問い直す、原理的にしてラディカルな性/生殖論へ。根源的にして戦闘的な哲学者による政治社会論〈全二巻〉

小泉義之政治論集成2 闘争と統治

目次
はじめに
Ⅰ-1 災厄/疫病
 恵まれたる者、呪われたる者――ダニエル・デフォーとジャン・カルヴァンにおける
 自然状態の純粋暴力における法と正義
 公衆衛生と医療――集団の救済と病人の救済
 停止で紡ぎ出される夢が停止を惹き起こすために――中井久夫小論
 出来事の時――資本主義+電力+善意のナショナリズムに対して
 「どれだけ」に縛られる人生
 やはり嘘つきの舌は抜かれるべきである――デモクラシーは一度でも現われたか
Ⅰ-2 性/生殖
 国家に抗する社会における鰥夫と子供
 最後のダーク・ツーリズム――『少女終末旅行』を読む
 類としての人間の生殖――婚姻と子供の聖化について
 性差別についての考え方
 暴力の性化と享楽化の此方(彼方)へ
 異性愛批判の行方――支配服従問題の消失と再興
 フーコーの精神分析批判――『性の歴史Ⅰ』に即して
 身体――結核の歴史から
 傷痕と再生
共通善と大学――補足として
初出一覧
おわりに

著者:
小泉義之(こいずみ・よしゆき)
1954年札幌生まれ。専門は、哲学。立命館大学大学院先端総合学術研究科特任教授。
最近の主な著書:『あたらしい狂気の歴史―精神病理の哲学』(青土社、2018年)、『あたかも壊れた世界―批評的、リアリズム的』(青土社、2019年)、『ドゥルーズの霊性』(河出書房新社、2019年)、『フーコー研究』共編著、岩波書店、2021年)

目次

1‐1 災厄/疫病(恵まれたる者、呪われたる者 ダニエル・デフォーとジャン・カルヴァンにおける;自然状態の純粋暴力における法と正義;公衆衛生と医療 集団の救済と病人の救済;停止で紡ぎ出される夢が停止を惹き起こすために 中井久夫小論;出来事の時 資本主義+電力+善意のナショナリズムに対して;「どれだけ」に縛られる人生;やはり嘘つきの舌は抜かれるべきである―デモクラシーは一度でも現れたか)
1‐2 性/生殖(国家に抗する社会における鰥夫と子供;最後のダーク・ツーリズム『少女終末旅行』を読む;類としての人間の生殖 婚姻と子供の聖化について;性差別についての考え方;暴力の性化と享楽化の此方(彼方)へ
傷痕と再生)
共通善と大学―補足として

著者等紹介

小泉義之[コイズミヨシユキ]
1954年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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耳クソ

13
本書に収録されている2013年の文章「やはり嘘つきは舌を抜かれるべきである」を読んだ矢先に、ついさっき、著者がTwitterで以下のような発言をしていて驚く。https://twitter.com/yktlavie/status/1526222548064940032?t=Tq9OPXA7Ro1wbdwxE9irkQ&s=19 9年経って対応しなければならない事象に態度を応変したのか、それともメタ的な狂言か、いずれにせよウェブ上の外部の現実にてデモクラシーを〈現勢化〉する必要性は忘れられるべきではない。2022/05/17

endormeuse

1
問いの立て方の鮮やかさというか、常識的な物の見方として曖昧な仕方で了解されている事どもにひそむ臆見や図式性を仮借なく剔抉してみせる際のその切れ味と、返す刀で論を鮮やかに運ぶその膂力、毎度ながら痺れる。2021/08/01

kabuki o.

0
「先ず確認しておくべきことは、現在の支配的イデオロギーとは、環境、脱炭素化、持続可能性、ダイバーシティ、LGBT、SDGs、情報化、人道支援、人権外交といった一連の用語によって形成されている見方・考え方・振る舞い方であるということである。そして、それが最も効果的に教育・訓育されている場所は大学であるということである(昨今の出来る学生が公的な場所でどんな発言をするか見てみるとよい。とくに英語のスピーチの内容を見てみるとよい。ひとしなみに同じことを言っている)。」2023/01/16

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