内容説明
写真‐書物‐印刷の三角地帯に降りたち、“写真”の生まれる“現在”に肉迫する。
目次
絶対平面都市―凄みのあるフラットさへ向けて
路上のモノクローム―写すまえに世界はすでに写真で埋まっている
アノニマスへ、アーカイブへ―三〇年後の『北海道』
“現在”ってなんだ?―雑誌のしごと
日記のように―『記録』をめぐって
歴史からの光―路上・スナップ・写真集
もうひとつの国をめぐって―『カラー』を中心に
視線の海へ―多木浩二と中平卓馬に向けて
著者等紹介
森山大道[モリヤマダイドウ]
写真家。1938年大阪府池田町(現在池田市)生まれ。7歳で日本の終戦をむかえ、空襲で廃墟となった大阪の戦後を目撃する。小・中学校時代は、父親の転勤にともない千葉、浦和、豊中、京都と移り住みつつ、授業中は教科書の挿絵や写真に見入っていた。大阪の工芸高校(夜間部)在学中、昼間は図案やデザインをしごととして手がけつつ、油彩画にも親しむ。58年に社会人となり、59年秋、岩富武二氏のスタジオに入り写真の世界へ転身する。61年に上京し、63年にフリーの写真家となる
鈴木一誌[スズキヒトシ]
ブックデザイナー。1950年東京都立川市生まれ。東京造形大学を中退後、杉浦康平氏のアシスタントを12年間つとめ、1985年に独立。映画や写真の批評も手がけつつ、2001年よりデザイン批評誌『d/SIGN』を戸田ツトムとともに責任編集(2011年休刊)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Happy Like a Honeybee
hobby no book
Kuliyama