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  • サイズ B6判/ページ数 455p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865030228
  • NDC分類 783.79
  • Cコード C0010

内容説明

英国植民地であった西インド諸島トリニダードに生まれ、最も英国的なスポーツ=クリケットに育まれたひとりの黒人革命家が、クリケットの倫理とこの競技への民衆の熱狂に政治的解放の原動力を見いだすさまを描いた自伝的著作。

目次

1部 世界への窓(窓;流れに逆らって ほか)
2部 世界は舞台(白さと黒さ;忍耐という美徳 ほか)
3部 時の人(王子と乞食;政治における寛大さ ほか)
4部 しばしの休憩をはさんで(ジョージ・ヘドレー―詩人は作られるものではなく、生まれる)
5部 W・G―卓越したヴィクトリア朝人(人は何をもって生きるか?;W・G序説 ほか)
6部 芸術、そして現実(「芸術とは何か?」;福祉国家の心柱 ほか)
7部 人民の声(論より証拠;母校―外と内の神々 ほか)
8部 エピローグと神格化

著者等紹介

ジェームズ,C.L.R.[ジェームズ,C.L.R.] [James,Cyril Lionel Robert]
作家、思想家、政治活動家。1901年、英国領西インド諸島トリニダード島ポート・オブ・スペインで生まれる。島での青年時代には、教師や執筆活動とともにクリケット選手としても活躍していた。1932年に英国に移住。トロツキー派のマルクス主義グループに加わる。1938年、半年間の講演旅行の名目でアメリカ合州国に入国。メキシコでトロツキーと会談したのち、米国に15年間滞在しつづけ政治活動を行う。1950年にトロツキー派から離脱

本橋哲也[モトハシテツヤ]
1955年東京生まれ。東京経済大学コミュニケーション学部教授。専攻は英文学、カルチュラル・スタディーズ、演劇批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

moti moti

1
作者の幼少の頃の思い出から始まり、トリニダードのクリケット、更には西洋におけるスポーツの歴史、英国のクリケットの歴史、民主主義とスポーツと話は膨らみ、最後にまたトリニダードのクリケットに戻る。クリケットに関する自伝的評論だけれど、あたかも独立直後のトリニダード・トバゴの創世記ようだと感じた。2022/03/28

Urara

0
今年読んでよかったと思う本のひとつ。先入観なしに読めば、これは英植民地で子どもの頃からクリケットに興じ、クリケットの盛んなパブリックスクールに進み、親の希望に反して古典文学を読み耽り、そしてやはりクリケット選手になってしまった青年の半生の自伝だ。実は彼は政治的独立運動の旗手として英本国に知られた人物である。だが彼は言う。自分が知っているのは、クリケットの試合ではフェアプレイでないと許さない、現地の民衆の熱狂であり、クリケット選手としての能力については英国人となんら変わらないということだけだ、と。2020/12/17

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