内容説明
パリの町には、ぼくの写真の故郷の何分の一かがあると思う。数年にわたるたびたびの滞在のなかで撮影されたカットから集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
43
ブックカフェ。どういう訳か、森山大道さんの写真集は行きつけのラウンジ、ブックカフェ、宿泊先のライブラリーで出会い、手に取ります。モノクロームの硬質感が旅情を誘います。パリで過ごした日々を思い出させてくれました。2020/09/27
marua
3
白と黒で写しとることで浮かび上がる豊かな印影と色彩。そこがどんな色であったのかを想像しながら眺める猥雑なパリは、日暮里の店先であり上野の路地裏であり、近所の公園であるような錯覚を起こさせる。人のすむ街角は何処か似ている。街の風景を切り取った写真をなんでこんなに好きなんだろう。いつまでも眺めてられる。2020/07/31
TOMYTOMY
1
愛と猥雑さがパリにも溢れる2019/04/28