こわれた絆―代理母は語る

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865001488
  • NDC分類 495.48
  • Cコード C0036

内容説明

癒されない悲嘆にもがきながら、同じ苦しみを味わう女性を一人でも出さないことを願って、声を挙げた世界各国の代理母たち。その「語り」は、巨大化する生殖産業下での商業代理出産のみならず、善意で行われたはずの無償代理出産の闇をも明らかにしていく…。

目次

戻れない血の契約(キャシー(カナダ))
人生最大の過ち(オクサナ(ジョージア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
匿名はもうたくさん―私はどのようにして複数回卵子ドナーに仕立て上げられたか(マギー(米国))
不完全な赤ちゃんを妊娠したら、使い捨てに(ブリトニー(米国))
知る権利なし(ナターシャ(ロシア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
哀しい家族のつながり―息子に再び会えるでしょうか?(オデット(オーストラリア))
私の代理出産が、悪夢になったとき(デニース(米国))
私は孵卵器(ナタリア(ロシア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
利用されだまされ、経済的にも破綻して、打ちのめされた(ケリー(米国))
代理出産が家族をこわした(ロブ(オーストラリア))代理母のパートナー〔ほか〕

著者等紹介

柳原良江[ヤナギハラヨシエ]
東京電機大学理工学部共通教育群教授。1972年生。2003年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEプログラム特任研究員、イェール大学客員フェロー(東大‐イェールイニシアティブによる)等を経て現職。専門は生命倫理学、科学技術社会論、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
代理出産は無償も有償も全て禁止するべきという気持ちがより強くなった。「利用されだまされ、経済的にも破綻して、打ちのめされた」の章が特に衝撃的。2023/11/03

しゃる

1
有償無償の代理母であった各国の女性や関係者から話を聞き、語りを集めた合作かつ力作。保守派や革新派の複雑な思想上の関係や構造も踏まえた告発が活動者たちの深い洞察を窺わせる。 代理母を取り巻くウクライナ侵攻やコロナ禍の影響も言及される。災害、紛争、感染病危機のなか、業者は少しでも損なく益あるよう、避難先でストレスを抱える代理母に緊急帝王切開を強いて子どもを取り上げ、海外の依頼者へ送る。代理母には二度と会わせない。 訳者らが葛藤したように、原著者らと私の思想が必ずしも一致する立場にあるとは思わないが、良著。2023/09/16

TNdler

1
リプロダクティブヘルスライツに関心があるため、読んでみた。よくインスタでセレブが代理出産で赤ちゃんを授かったことに対して肯定的なコメントしかないことがわたしはうっすらと気味悪く、(代理出産は人身売買なのでは…?)と思っていたので、とりわけ知りたかった代理出産のキラキラした部分でないところが書いてある本だった。妊娠出産っていつもうまくいくわけではないし、特に依頼者の女性が妊娠した代理母に対して猛烈な嫉妬の感情を向けて嫌がらせをする様子にドン引きした。代理出産に関心があるすべての人が読んだほうがいい一冊。2023/02/14

かめすけ

1
代理出産を問い直す会の代表である柳原良江のツイッターで本書を知り読了。女性とリプロダクティブヘルス/ライツに興味があり柘植あづみの生殖技術に関する著書を読んでいただが、代理母については不勉強だったためまずは読みやすいものと思い手に取った。まず本書を読んで得た知見は、代理母は明らかに「女性」の収奪のシステムだということ。そして代理母にどのような身体的・精神的負荷があるのかということ(これはもちろんその経験によって異なるが、少なくとも共通するものはある。例えば、胚移植による多胎懐胎での高血圧、双子三つ子の→2022/12/09

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