内容説明
「“つながり”難民」である著者自身が、“つながり”での“まよい”や“とまどい”に、どう向き合い、受けとめ、応じようとしたのか。そのドタバタぶりとめぐらせた考えをとことん描きつくした「自己エスノグラフィ」。
目次
序章 ケアや支援をめぐる“つながり”にまよう、とまどうとき
第1章 子育て“支援”と“つながる”ことにこじれて―家族ケアの「私事化」と「脱私事化」とのはざまで
第2章 “わけられ”をめぐる“つなまよ”“つなとま”―“わけられ”へのあらがいと、“わけない”なかの“わけられ”と
第3章 ケア・支援をめぐる“むき出し”な“つながり”―ケア・支援する人の“こころのパンツ”の脱ぎっぷりと暮らしぶり
第4章 “つながり”の“病み”と“闇”をだきよせて
第5章 “いのち”をめぐる“つなまよ”“つなとま”―“ささらほうさら”な“いのち”、かみしめる
第6章 “予め、ふせぐ”ことからのおいてけぼり―青い空の下で、もれ出ずる“ウンチ”とわたしの自己エスノグラフィ
第7章 「介護予防」は人の生の“あおり運転”になってしまわないか?―「介護(非)予防(無)運動(未)指導員?」への道すがら
第8章 “うつる”を、“からかう”?―“オンライン・ジンメン”をめぐる、わたしの病み(闇?)体験から
終章 ケアや支援をめぐる“つながり”のまよい、とまどいをかみしめて
著者等紹介
出口泰靖[デグチヤスノブ]
1969年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。介護福祉士。介護予防運動指導員。現在、千葉大学文学部教員。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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