内容説明
生活保護制度を利用する世帯の子どもの「就学機会」、その「縮減」の条件とは何か。
目次
第1章 先行研究の検討―知見と残された課題
第2章 なぜ、「就学機会」なのか―研究の視点・分析枠組みと研究課題
第3章 「保護の実施要領」と「当事者の語り」―研究の方法
第4章 生活保護制度における大学等就学の「条件」
第5章 利用世帯における若者の「進路希望」の形成過程
第6章 大学等就学に向けた「資源調達」の過程
第7章 「縮減」される「就学機会」―本書の結論
補論 生活保護制度における大学等就学(二〇一七年度‐二〇一九年度の動向)
著者等紹介
三宅雄大[ミヤケユウダイ]
1988年生。首都大学東京(現:東京都立大学)人文科学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在、立教大学コミュニティ福祉学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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先行研究の検討―知見と残された課題:制度研究・就学の取り扱い 大学等就学に関する調査研究 なぜ就学機会なのか―研究の視点・分析枠組みと研究課題:目的論と義務論 就学機会3つの側面 保護の実施要領と当事者の語り―研究の方法:当事者の語りに関する留意点 生活保護制度における大学等就学の条件:なしうること/なしないこと・条件 利用世帯における若者の進路希望の形成過程:語りの記述・分析 大学等就学に向けた資源調達の過程 縮減される就学機会―本書の結論:全体考察 残された課題=限界2021/04/18