内容説明
“子どもの最善の利益のために”“すべての子どもを社会全体で育む”という基本理念を見失うことなく「子ども虐待がいつかなくなる社会に」という思いから編まれた必携必読の書。
目次
序章 緊急討論会 新たな地域養育支援システムを展望する
第1章 繋:つなぐ―多様な機関を繋ぐ子ども家庭支援ネットワーク(下関市との協働による子ども家庭総合支援拠点の実践;多機関・多職種とコラボレートする「TEAM中津」一員としての活動展開 ほか)
第2章 紡:つむぐ―紡ぎ、編み、織り成す多彩なパーソナルサポート(子育てが…たいへんなんです―発達障害を持つ子どもと保護者への支援;縦…?横…?斜めの関係性!―学校との連携による生活困窮児への支援 ほか)
第3章 創:つくる―果敢に社会資源を創り出すフロンティアスピリット(座談会 施設機能を活かした多彩な地域養育の試み;基礎自治体、児童相談所との連携強化への期待 ほか)
終章 全国児童家庭支援センター協議会の近年の情況(全国児童家庭支援センター協議会 激動の五年―二〇一五~二〇一七;全国児童家庭支援センター協議会 激動の五年―二〇一八~現在)
資料
著者等紹介
小木曽宏[オギソヒロシ]
1954年生まれ、現在、東京経営短期大学こども教育学科教授。児童自立支援施設で6年、児童相談所に12年、福祉系大学12年、児童養護施設長8年(2015年~2017年、全国児童家庭支援センター協議会会長)を歴任。日本子ども虐待防止学会評議員。千葉県児童福祉審議会児童虐待死亡事例等検証委員会副委員長。「性教育研究会」会長
橋本達昌[ハシモトタツマサ]
1966年生まれ、現在、全国児童家庭支援センター協議会会長。厚生労働省社会保障審議会社会的養育専門委員会委員。福井県地方自治研究センター理事。越前市要保護児童対策地域協議会会長。NPOえちぜん“越前市NPO中間支援組織”副代表。(NPO)春駒サポーターズ理事長。(NPO)自立支援ネット理事。仁愛女子短期大学非常勤講師。一陽統括所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。