支援のてまえで―たこの木クラブと多摩の四〇年

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支援のてまえで―たこの木クラブと多摩の四〇年

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  • サイズ 46判/ページ数 359p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865001082
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

内容説明

暮らしに根差しながらまずはかかわるところから始める、とはどのようなことか。ものすごい勢いで物事が変化していく支援の現場。発せられた言葉はあっという間に過去のものになり、日々更新されていく。でも、だからこそ、多摩の人たちが何をしようとしてきたのかを伝えたい。昔を懐かしむのでもなく、「いま」をそのまま切り取るのでもない、そうした記録を残したい。

目次

はじめに―たこの木クラブと多摩の前史
第1章 たこの木クラブと多摩の四〇年
第2章 支援は“やりとり”の連続に尽きる
第3章 子ども会から働く場へ―たこの木の三〇年、あしたやの二〇年
第4章 支援のその先へ―すいいち企画
第5章 諦めることを諦める―たこの木クラブのスタッフとしての一〇年間
第6章 介助を続けていく
特別付録 講演録 「重度の知的障がいのある人の一人暮らしを支える」

著者等紹介

三井さよ[ミツイサヨ]
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。法政大学社会学部教員。雑誌『支援』の編集委員

児玉雄大[コダマタケヒロ]
1970年生まれ。2015年から障害者の自立生活支援にたずさわる。現在は支援のかたわら、フリースペース「ヒビノクラシ舎」を運営。また、ケータリングユニット「カオスフーズ」のメンバーとしても活動

岩橋誠治[イワハシセイジ]
1963年生まれ。1987年9月、市民団体「たこの木クラブ」設立、同代表。2006年1月、居宅介護事業所「はてなのたね」設立。2008年7月、NPO法人『ねじり草』設立、同理事長。「障がいのあるなしに関わらず、誰もが地域で共に生きる」ことを願い、「子どもたちどうしの関係づくり」をめざすたこの木クラブを設立。子どもたちを切り分ける社会の課題を担う中で、今日では、成人した障がい当事者の生活全般に渡る支援を行っている

和田幸子[ワダユキコ]
1949年生まれ。日本社会事業大学在学中に日本脳性マヒ者協会「青い芝の会」のメンバーと出会う。卒業後、保育士、たこの木クラブ専従などを経て、現在、NPO法人あしたや共働企画理事、パート職員。2019年より、知的障害のある女性二人の自立生活の支援を始める

横田彰敏[ヨコタアキトシ]
1967年生まれ。専修大学文学部国文学科卒業後、旅行添乗員、高校入試教材の訪問販売員、建築作業員、ホームヘルパーなどを転々とし、現在、たこの木クラブ職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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saiikitogohu

1
「生活ってイレギュラーな連続だよね」「毎日同じことをやっているだけ、という視線を向けてしまっていないか。本当は日々大量の調整と再調整を繰り返しているのに。」「「理解」よりも前に「かかわる」」12「わからないねぇ、と言いつつ、それでもその人と一緒にご飯を食べ、その人と一緒にでかけ、時間を過ごしていく」「障害特性での理解よりも前に、まずその人と関わる…生活や暮らしに敏感になる」14「障害児として養護学校に振り分け…その際に活用されたのが就学時健診」28「子供が嫌い…「解らないから付き合ってるんですよねぇ」392021/11/13

tu-ta

1
2回目の飛ばしながらのざっくりした読書を終えて、読書メモもほぼ書き終えた(これから足す部分もでてくるだろうが)。季刊ピープルズプランの書評の1回目の締め切りはすでに過ぎている。がんばって書こう。2020/10/08

tu-ta

1
初めのほうはそうでもなかったが、だんだんすごい本だと思い始めている。とり出して、使いたいフレーズがたくさんある。もちろん、いくつか納得できないこともある。ともあれ、興味が尽きない「たこの木」界隈の歴史と現状、そこでのシノゴノ言いながら、それでも営みを止めるわけにはいかないリアリティがつまっている。2020/07/06

YASU

1
重度の知的障害・行動障害のある人達の自立生活が,多摩地域で先行的に行われてきたのはなぜか,どのような素地がこの地域にあった(ある)のか,知りたかったことが何となくわかった.やはり人.そうした人が集まった多摩ニュータウン.196~70年代という時代背景.様々な運動.そしてやはり様々な人.専門職による専門的で計画的な支援,とうものに疑問をさしはさみながら,それより関係性なんだよという態度.なるほどねえ,と感心しつつ,さて,このさき自分はどうしよう等と考えてしまう.2020/04/21

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