内容説明
不定型な世界で生きていくための知恵と工夫を駆使する作業こそが相談支援であり、今日の多様な支援の根幹をなしている!相談支援が形成された要因を複線的に分析し、これまで言及されることがなかった社会保障制度改革との関係および相談支援の本質が変容していった過程について詳細に論じた画期的研究。
目次
第1章 相談支援の概要
第2章 社会保障政策と相談支援
第3章 精神障害者地域生活支援センターの事業化―全精社協と社会復帰施設
第4章 障害分野におけるケアマネジメント導入の過程
第5章 社会的入院者への退院支援―「変容」の顛末
第6章 相談支援体制の再編―大阪市の場合
著者等紹介
萩原浩史[ハギワラヒロシ]
立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。博士(学術)。1994年より医療法人豊済会、2004年より社会福祉法人加島友愛会勤務。立命館大学衣笠総合研究機構生存学研究所客員研究員。専門:社会福祉学。精神障害(者)に関連する制度史および政策史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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