アートミーツケア叢書
病院のアート―医療現場の再生と未来

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865000283
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0036

内容説明

アートが病院を変え、病院がアートを育てる。人間らしさと自分らしさを回復し表現する医療とアート。その原点と未来を医療現場におけるアート活動の最前線から展望する、医療関係者・アーティスト必読の書。

目次

第1章 病院という名のコミュニティを再生する(座談会 創造的な場をきりひらく;“アートな”ボランティア活動―病院本来の目的にはない「楽しさの追求」;小児科病棟をミュージアムに ほか)
第2章 医療の質を問いなおす(対談(生きることに向き合う病院経営とは?―質の高い“療養の場”、“働く場”のプロデュース;病院という場の多様性をいかに育むか、守るか?―医療とアートの仲人)
病院にうるおいを―職員の思いとアートをどうつなぐか ほか)
第3章 医療とアートの未来をみる(対談 病院が育てる新しいアートとデザインとは?―ホスピタリティアート・プロジェクトから見えてきたもの;ヒーリング・アート―制作活動を通じた美術大学の人材育成;HAPii+―京都造形芸術大学とNPO・病院が取り組むひとづくり ほか)

著者等紹介

森口ゆたか[モリグチユタカ]
美術家、NPO法人アーツプロジェクト理事長、京都造形芸術大学こども芸術学科客員教授。1960年大阪市生まれ。1986年シカゴ美術大学大学院彫刻科修了。1986年より現在に至るまで毎年、各地の画廊・美術館で作品を発表。1998年から2年間にわたるイギリス滞在中にホスピタル・アートと出会い、以来美術家としての活動と並行して、医療現場でのアートの可能性を探る活動を始める。2004年にNPO法人アーツプロジェクトを設立。これまでに関西を中心とする30カ所以上の病院で、ホスピタル・アートの企画、運営、実施に携わる

山口(中上)悦子[ヤマグチナカガミエツコ]
大阪市大学医学部附属病院・医療安全管理部副部長、同院・医療の改善活動運営会議・議長。病院内でのアート活動をTQM(Total Quality Management)に位置付け、医療の質・安全の向上における芸術の可能性を探索すべく、病院組織の学習と発達を研究テーマにアクションリサーチを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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