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内容説明
作業療法学は何を目指し、何処へ向かえばよいのか。矛盾した言葉・概念として臨床現場に存在する「障害受容」を手掛かりに、日本における作業療法の現代史を丁寧に追い、「存在の肯定」という規範・倫理的視座から、過去から連なる作業療法の「良い」未来図を提示する。
目次
第1章 ひとの価値と作業療法―障害者の就労の3つの位相をめぐる一考察
第2章 日本における作業療法(学)の現代史
第3章 「寝たきり老人」をめぐるリハビリテーション言説―特に1990年以降について
第4章 「認知症高齢者」をめぐるリハビリテーション言説
第5章 日本のリハビリテーション学における「QOL」の検討―主観/客観を超えたリハビリテーション学の足場を求めて
第6章 存在価値と能力価値の倒置のない作業療法学のあり様を目指して―「作業の意味性」と「治療/非治療のフィールド」の探究
著者等紹介
田島明子[タジマアキコ]
1970年生まれ。作業療法士。2012年3月立命館大学大学院先端総合学術研究科修了(学術博士)。1993年東京都立医療技術短期大学作業療法学科卒業。1999年3月東洋大学2部社会学部社会学科卒業。2003年9月東洋大学大学院社会学研究科福祉社会システム専攻修了(社会学)。1994年4月より東京都心身障害者福祉センター、2001年より東京都板橋ナーシングホーム勤務。2009年4月より2011年3月まで吉備国際大学保健科学部作業療法学科講師(現在は名称を変更して保健医療福祉学部)。2011年4月より聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部作業療法学科准教授。2012年5月より聖隷クリストファー大学大学院にて作業療法科学地域作業療法開発学領域を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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