出版社内容情報
演芸に限らず歌舞伎まで舞台の見巧者が、劇場に半世紀通い学んだこと。忘れえぬ名舞台といとおしい演者たちを綴るエッセイ集
内容説明
私のかけがえのない学舎。半世紀通い詰めてこそ見えてくるもの―当代きっての見巧者が綴る、秘話満載のエッセイ集。
目次
1 酒呑みのいる風景(意地汚ない酒呑みの弁;マダムのむかし ほか)
2 舞台の記憶(エノケン・ロッパからの出発;戦後東京喜劇瞥見 ほか)
3 ロビーの会話(小山祐士の山の手;『女の一生』の時代 ほか)
4 劇場の本棚(藝談の傑作;師畢生の大仕事 ほか)
5 愛しきひとに献杯(三人の恩;晋と伸郎 ほか)
著者等紹介
矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年東京生まれ。麻布学園、文化学院に学ぶ。学生時代より寄席や劇場に通い詰め、卒業後は演藝評論家として活躍。『戸板康二の歳月』では大衆文学研究賞を受賞。近年は読売演劇大賞および菊田一夫演劇賞の選考委員を務め、あまたの芝居を観つづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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