猫の領分―南木佳士自選エッセイ集

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猫の領分―南木佳士自選エッセイ集

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864880060
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

『熊出没注意―南木佳士自選短篇小説集』と対をなす作家生活30周年記念の愛蔵版。単行本初収録エッセイ20篇、初版限定奥付検印。

目次






著者等紹介

南木佳士[ナギケイシ]
1951年、群馬県生まれ。秋田大学医学部卒業。現在、長野県佐久市の病院に勤務。1981年、内科医として難民医療日本チームに参加、タイ・カンボジア国境に赴き、同地で「破水」の第五十三回文藝界新人賞受賞を知る。1989年、「ダイヤモンドダスト」で第百回芥川賞受賞。2008年、『草すべりその他の短篇』で、第三十六回泉鏡花文学賞、翌年、同作品で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほうき星

14
途中まで読んで、あれ?あっ、またやってしまった!と気づく。何はともあれ、面白かったのでいいや。2019/05/04

Sakie

11
私はそれほど心を痛めたわけではないが、それなりに苦しい日々はあった。それでも緩やかに、つま先や空や手元を眺めながら、立ち位置を確認し、ともかく前に進んでいることを確かめ、生きていることをよしとする。『じぶんが生きのびるために』。南木さんのエッセイは、柔らかく降り積もる落ち葉のクッションのような安らぎを与えてくれる。ただ、いちどきに読める類のエッセイではないので、文庫を持ち出すほうが気楽とわかった。素敵な装丁のこの本は、本棚に並べよう。次に読むときは沁みる文章に線を引こう。表紙のトラへの挨拶を忘れずに。2017/11/24

なつのふね

11
美しい装幀で354頁もあり、奥付には作者の朱印の検印の切手状の紙が貼られている、贅沢な単行本。出版社は 幻戯書房という純文学専門の所。南木佳士の素顔が 感じられるエッセイが多数収録されている。同じ内容が繰り返されているきらいはあるが 飾らないで率直な自己開示がしてあり、好感が持てる。深沢七郎との事や全く作風が異なる村上春樹との繋り(共通の編集者の時があった)など 面白い発見もあった。私は、近頃は村上から離れているが彼の「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」を 読んでみる気になった。南木のオススメである。2017/10/15

百花

6
著者が還暦を迎えるにあたって編まれた自選エッセイ集。単行本初収録の20編を除くと、他は全て既読の作品なので、懐かしいような安堵感を覚えた。何度かこの場所でも書いたが、心に沁み入るような文章がたまらなく好きで、純文学はあまり得意ではない私が、この作家だけは垣根なく足を踏み入れることのできる清らかな庭のような存在だった。長く読んできたから、自分の親戚か誰かのように思えてもくるが、まだまだ知らない部分もある。語り続けていって欲しいと思う数少ない作家の一人であることは間違いない。2018/07/09

ほうき星

4
やっと読み終わりました。いつものことですが、この作品には、特に静かにゆっくり流れる時間を感じました。日常的な中に見つける様々な出会い、自分自身の中を見つめるきっかけになる出来事。読む人により、共感出来る出来ないに分かれるかも。それでもよし。自分は自分。と、作者は言いたいのかもしれない。気づくことが大切。それで良いのです2013/06/22

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