内容説明
かみさまはもうどこにもいないからぼくはかわりにうたをうたうんだ。ぼくのうたごえ、とどいてる?「荒ぶる魂」に祈る、ぼくたちの寓話。インターネットのクラウドファンディングサイト『CAMP FIRE』でまたたくまに支援を集めて話題騒然!『原発絵本プロジェクト』が贈る子どもたちとともに、この国の過去と未来を考える一冊!
著者等紹介
小野美由紀[オノミユキ]
1985年東京生まれ。ライター・コラムニスト・絵本作家。2011年3月、福島の原発事故をきっかけに、日本の原子力発電のこれまでを絵本にして子どもたちと未来を考える「原発絵本プロジェクト」を立ち上げる
ひだかきょうこ[ヒダカキョウコ]
1981年神奈川生まれ。イラストレーター・絵本作家。2011年、鎌倉に文具と雑貨の店「コトリ」をオープン。オリジナル商品のデザインなどを手がける。児童書の挿絵やフライヤーデザイン、CDジャケットなどを手がけるほか、手作りであたたかみのある雑貨も制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
エフにて。ひかりのりゅうが何の比喩なのか、悲しい気持ちで気づいた人たちは、わからなかった人たちにどうこたえるんだろうか。読み聞かせしてみたいなあ。2022/01/13
manamuse
26
小野美由紀さんは気になっている作家さんですが、作品がなかなか見つからないのです…←あ、基本的にネットは最終手段と考えているので。まさかの絵本が検索機でヒットして、児童書コーナーに立ち入ることに…。内容はありがちなパターンですが、原発問題を提唱しています。2019/09/10
刹那
17
蹴られてるページがかわいそう。終わりが見えない苦しみから、暴れちゃったんだね(๑⃙⃘·́ω·̀๑⃙⃘)人間の欲深さはこわいですね。2015/04/17
mahitarou
16
現代人に問いてる一冊だと思う。便利さと欲しいものイコール本当に必要なものとは違うのかも知れない。なかなか考えさせられる絵本。2015/01/01
がる
12
「ひとが あつかいきれないものなんて つくっては いけなかったんだな」 事故が起きても、あんなに大勢の人を苦しめても、学習することのできない人の愚かさを改めて感じます。 お勧めの絵本です。2015/05/24