内容説明
東京は内面(インテリア)こそが面白い!
目次
TOKYOインテリアツアーへよそうこそ!
インテリアがつくる東京の姿
インテリアガイド(銀座;丸の内;表参道・原宿;渋谷;恵比寿・白金;代官山・中目黒;祐天寺・駒沢・自由が丘;新宿;中央線)
インテリアデザイン(内面の設計)
インテリア・データ
著者等紹介
浅子佳英[アサコヨシヒデ]
1972年生まれ。建築家、デザイナー。タカバンスタジオ主宰。大阪工業大学工学部建築学科卒業。いくつかの設計事務所を経てタカバンスタジオ設立。2010年東浩紀とともにコンテクスチュアズ設立、2012年退社
安藤僚子[アンドウリョウコ]
1976年生まれ。インテリアデザイナー。デザインムジカ主宰。1999年多摩美術大学美術学部建築科卒業後、インテリアデザイン事務所に勤務。2009年デザインムジカ設立。主な作品に日本科学未来館「未来逆算思考」、情報メディアを使った空間デザインの作品「スポーツタイムマシン」など。2014年第17回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞。アルスエレクトロニカ2014(オーストリア)インタラクティブアート部門入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
65
はじめにで「インテリアの面白さを伝えるのに、ツアー形式で見に行ってみると個々の店は無意識のうちにそのエリアの雰囲気やエリアに影響され…」とあり店内を回ることでその場のもっているインテリアの方向性が見えるように感じる。解説が的を得ていて、以前建築ツアーで店内に入った『Miu Miu Aoyama』:店内のレイアウトの素晴らしさや型押しされた銅板、真っ黒にコーティングされた珍しい丸い柄のフローリング、透明なのに間接照明が組み込まれた棚…。というふうに。一番行きたいのは:『antiques tamiser』 2020/01/21
さくら
8
東京のインテリア(内面)デザインに関するガイドブック。 建築とインテリアデザインに精通している方が書くだけあって、専門的な解説がいっぱい。 けれど、残念ながら私にはちょっぴり小難しく... ほぼイラストだけを堪能(笑) とは言え、流石題材になる様な都内の店は洗練されていて素敵です! 欲を言えば写真で、そしてどうせならカラーで楽しみたかったな~ 2016/11/25
hiyoco
0
普段よく目にする、銀座や表参道等にある特徴的な建築物がエリアごとに紹介されています。東京で暮らしていながら知らない建物の多さに驚くと共に、東京の建築物のクオリティの高さを改めて感じました。 やや記述が専門的ですが、東京の街を再認識できる1冊です。2016/10/19
TAKAMI
0
東京のインテリアのフィールドワークをまとめた本。設計の現場においても批評においても距離のあったインテリアデザインと建築の差は昨今どんどんなくなっているけれど、まだまだインテリアを語る言説が足りないとのことで行われたもの。インテリアにおける素材や工法、ディティールを語る言葉ももちろん学びに溢れていたが、それに留まらず、そこから都市の空気感をも感じられるところが新鮮でよかった。グーグル画像検索を片手に読んだが、次は街を巡る番。都市を見る目が変わりそう。もっと読みたい。というか著者の話をずっと聞いていたい。2016/10/09