ユーラシア・ブックレット
北太平洋世界とアラスカ毛皮交易―ロシア・アメリカ会社の人びと

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864591867
  • NDC分類 678.238
  • Cコード C0336

出版社内容情報

19世紀、北太平洋に毛皮をめぐる国際競争が存在した。本書はロシアの先鋒を担った特許会社の人物に光を当て、その時代を描く。

内容説明

19世紀、北太平洋に毛皮資源をめぐる国際競争が存在した。本書はロシアの先鋒を担った特許会社とその人物に光を当て、時代を描く。

目次

第1章 草創期の人々(ラッコ毛皮を求めて;「ロシアのコロンブス」グリゴリー・シェリホフと妻ナタリヤ ほか)
第2章 ロシア領アメリカとヨーロッパの影(キャプテン・クックのアラスカ調査;ロシア人船乗りイズマイロフ ほか)
第3章 アラスカの経営(アメリカ総支配人バラーノフ;トリンギット・インディアンの反乱 ほか)
終章 ロシア・アメリカ会社のその後(毛皮業者たちの引退;太平洋の交易自由化 ほか)

著者等紹介

森永貴子[モリナガタカコ]
専門はロシア社会経済史。立命館大学文学部国際文化学域西洋史専攻・准教授、早稲田大学ロシア研究所招聘研究員。一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。在学中にロシア国立イルクーツク大学(1994~96)、ロシア科学アカデミー・ロシア史研究所に留学(2000~02)。一橋大学経済研究所非常勤研究員(2007)、北海道大学大学院文学研究科助教(2007~10)を経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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晴天

1
毛皮を獲得するために北米まで到達したロシアの経済的目論見が、イギリスなど他のヨーロッパの大国、生まれたばかりの東海岸のアメリカ合衆国、そして労働力の搾取さらには銃の入手により生活を揺るがされる先住民と複雑に絡み合い、さらには清朝や徳川幕府にまで影響を及ぼすダイナミズムを描くのが迫力があった。2021/06/24

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