日本の敵―グローバリズムの正体

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864103091
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界史の真実と国難の正体。「資本主義と共産主義は敵対思想だ」という戦後の通説を根底から揺るがす緊急対論!

内容説明

米中はなぜ手を結ぶのか?なぜ歴史認識問題で敗北し続けるのか?なぜ米英ソ中が「連合国」だったのか?「国家は悪」「国境をなくせ」という思想戦。“ハイ・ファイナンス”の力を熟知しなければ、この国難は打開できない!

目次

第1章 歴史認識問題「安倍首相への提言」
第2章 アメリカとの言論戦の戦い方
第3章 日本を取り戻す「東條=マッカーサー史観」
第4章 アメリカはなぜ共産中国をつくったか
第5章 「ハイ・ファイナンス」が操る戦争と革命
第6章 アメリカの「国体」が変わった
第7章 世界はユダヤの望む方向に動く
第8章 日本が生き残る道
第9章 エネルギー問題が日本の命運を決める
第10章 敗戦利得者との死闘
第11章 「世界の師表たる」日本人の底力

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。英文学者、文明批評家。1930年山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil. h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞

馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、前防衛大学校教授。1946年京都府に生まれる。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。外務本省では、国際連合局社会協力課長、文化交流部文化第一課長等を歴任後、東京都外務長、(財)国際開発高等教育機構専務理事を務めた。在外では、イギリス、インド、ソ連、ニューヨーク、EC日本政府代表部、イスラエル、タイに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

18
わかってはいたけれど、世界を動かしているのはユダヤ人だとの主張に納得です。イスラエルという国を無理やり作っておきながら、国に帰らない人の方が圧倒的に多いという、何だかどこかの不法移民のような…。彼らは2000年国を持っていなかったので、国境のないグローバリズムを欲しているらしく、ナショナリストに対しては牙をむくようです。しかしながら、最近はナショナリズムが台頭してきているので、ユダヤのロビー活動も影響力が下がっているのではないか、との指摘もありました。2020/09/10

魔王

14
渡部先生と馬渕大使の話、面白かったです。日本と世界を知る二人の対話はさすがです。2022/11/10

しんたろう

12
知の巨人・渡部昇一氏と元ウクライナ大使馬渕睦夫氏が喝破する、東京裁判と第二次大戦後秩序の裏に蠢く貪欲な国際金融資本の利益追求の為の政治操作の歴史の真相の数々。グローバリゼーションとは国際金融資本が無制限に貪欲を追求できる理想的環境の実現であり、そこには国民国家を形成数る多くの人々の幸福や繁栄に対する配慮は一切ない。その中で日本がいかに考え動くかの方向を示した素晴らしい本です。2014/05/18

T坊主

10
尊敬する渡部先生の本久しぶりに読み、読みごたえがありました。今安倍政権が叩かれています。確かに政治と金の問題はいい加減にできませんが、待ち構えていたかのように、いろいろ問題が出てきています。これってひょっとしてTPPが進展しない為の嫌がらせかも??。この本に書かれている事は、大変重要な事で、本当に日本の事を真剣に思っている人なら、大体こういう事だったのだと、察しがついてくるのではないでしょうか? 本当に裏では私達が知らないことが渦巻いていると思う。2014/10/24

イカカイガカ

9
馬渕氏の「グローバル市場化はディアスポラ・ユダヤ思想に基づく運動である」との視点は非常に勉強になった。「各国が持つ伝統的商慣習や文化的秩序」が廃止されていくグローバル化の世界とは、つまり各国、各地域の違いがなくなり均質化していく世界である。本当にそんな世界が人類に幸せをもたらすのだろうか? グローバル化を是とする人たちは、真剣にそのことを考えてみてほしい。2014/05/19

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