内容説明
被告人・元被告人と元検事が語り尽す知られざる検察の世界。ライブドア事件、キャッツ事件、外務省背任事件の真相から、小沢一郎・陸山会の政治資金事件、政権VS検察、2000年代特捜検察の惨状まで、検察の正体を撃つ対談集―。
目次
序章 検察問題を基本的に理解するために(刑事事件捜査の一般的な流れ;検察独自捜査とは ほか)
第1章 ライブドア事件―誤解され続けた真相(ゲスト・堀江貴文)(ライブドア事件の概要;対談・あまりに情緒的な懲役二年六カ月という実刑判決 ほか)
第2章 キャッツ事件―会計を理解できない検察と司法(ゲスト・細野祐二)(キャッツ事件の顛末;対談・逮捕とは有罪を意味する ほか)
第3章 検察擁護論を必要とする時代の到来(ゲスト・佐藤優)(外務省背任、偽計業務妨害事件の顛末;対談・検察は権力か?それとも公益の代表者か? ほか)
第4章 検察再生のために(対談を終えて;二一世紀特捜検察の惨状 ほか)
著者等紹介
郷原信郎[ゴウハラノブオ]
1955年生。名城大学教授・コンプライアンス研究センター長。弁護士。東京大学理学部卒。83年、検事任官。東京地検検事、公正取引委員会事務局審査部付検事、広島地検特別刑事部長、法務省法務総合研究所研究官、長崎地検次席検事などを歴任。2006年、検事を退官、弁護士登録。08年、郷原総合法律事務所を開設。09年、総務省顧問に就任。企業や組織におけるコンプライアンス問題の第一人者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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