もう一つの箱根駅伝―僕がごみ拾い駅伝を始めて、そして続ける理由

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864084208
  • NDC分類 518.54
  • Cコード C0095

内容説明

日本の正月の風物詩である箱根駅伝のコースを、ゴミ拾いしながら走破する“もう一つの箱根駅伝”。主に大学の冒険部・探検部が主体となって行っている、この別名“ゴミ拾い駅伝”は、2006年の冬にスタート。本書は、“もう一つの箱根駅伝”の発起人であり、現在は相談役として本活動を支え続けている著者が、過去5回の大会を振り返って綴った記録である。

目次

序章 動き出した史上最大の“ゴミ拾い駅伝”
第1章 “もう一つの箱根駅伝”ができるまで
第2章 伝説となった第1回大会
第3章 東海道が繋ぐもの、東海道を繋ぐもの
第4章 引き継がれた襷
終章 さあ、“もう一つのプロジェクト”を始めよう

著者等紹介

市川真也[イチカワシンヤ]
1985年(昭和60年)静岡県生まれ。2008年、神奈川大学法学部を卒業後、都内の広告代理店に勤務。冒険部に所属していた学生時代に企画した「もう一つの箱根駅伝」への情熱が冷めないことに気づき、職場の上司と共に同駅伝のマネージメント会社となる株式会社スリー・ディビジョンズを設立する。2009年に学生主体の主行委員会「もう一つのプロジェクト」を設立し、双方の立場から活動を支援する。2010年、自身の活動を、NPO法人化を目指す「もう一つのプロジェクト」に絞り、スリー・ディビジョンズを離脱する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ばりぼー

52
本家の箱根駅伝と同じ108㎞のコースをゴミを拾いながら走破し、襷とトングを繋ぐ「ゴミ拾い駅伝」の活動を綴った記録。日テレで放送される箱根駅伝の裏側をまとめたドキュメンタリーとは全く別物です。世界最貧国のひとつバングラデシュで川下りをしていた冒険部の学生が、貧しさを餌にさらなる援助を求めようとする政治の腐敗を目にしたことが発端で、「遊びながらできる社会貢献」として始めたゴミ拾いイベントが、多くの仲間を巻き込んで大きなうねりとなっていく様子に拍手。現在このプロジェクトは「東海道駅伝」へと発展しています。2016/01/17

くまりん

0
そーか、この手があったか。こんど自分の散歩コースをゴミ袋とトングを持ってまわってみようかな。2017/08/05

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