内容説明
「脱俗」「憂國」。世界的數學者にしてベストセラーエッセイの數々で「日本の精神のあるべき姿」を求め續けた岡を描く。
目次
第1章 石井式漢字教育―心の珠を磨く(石井先生との出會ひ;「漢字とカナ」;國語國字問題 ほか)
第2章 駒込千駄木町の一夜―國民文化研究會(小田村寅二郎と夜久正雄の訪問を受ける;小田村事件;國民文化研究會 ほか)
第3章 正法眼藏―玉城先生の肖像(「とぼとぼ亭」の思ひ出;數學への關心のはじまり;玉城先生との對話 ほか)
著者等紹介
高瀬正仁[タカセマサヒト]
昭和26年(1951年)、群馬縣勢多郡東村(現在、みどり市)に生れる。九州大學マス・フォア・インダストリ研究所准教授。專門は近代數學史と多變數函數論。平成20年、九州大學全學教育優秀授業賞受賞。2009年度日本數學會賞出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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