静山社文庫
岸信介VS大野伴睦―昭和政権暗闘史〈2巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863890206
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

親米保守のリーダー岸信介は安保改正を掲げ大野伴睦への禅譲を密約。抵抗勢力の暗躍。合従連衡。政権抗争の行方は―─。シリーズ第2弾!

内容説明

親米保守のリーダー岸信介は、“七個師団三連隊”と称される派閥争いを制し、日米安保条約改正に乗り出した。岸は党人政治家大野伴睦への禅譲を密約する一方、抵抗勢力の取り込みをはかる。岸内閣を襲うグラマン汚職疑惑。緊迫する安保闘争。暗躍するフィクサーとヤクザ連合。裏切りと合従連衡の政権抗争の行方は―。シリーズ第二弾。

目次

第1章 執念の保守大合同
第2章 親米保守のリーダー
第3章 グラマン疑惑の影
第4章 政権禅譲の密約劇
第5章 空前の騒擾「安保闘争」
第6章 流血の国会議事堂

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。週刊文春記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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α0350α

5
党内の派閥争いと安保改正への動きの両立がとても大変そうな感じですね。序盤三木さんが2人いてちょっと混乱しました。2016/04/26

0
自民党の成立から岸内閣が倒れるまでの政治家達の権力争いを描いたもの。どちらかと言うと淡々とした筆致なのでそれほどドロドロ感を感じない。しっかし岸さん、いろんな人に次の総理の座はキミだ、って言い過ぎですよwこの人のブレ方は嫌いだけど、安保改正と言う大きな案件だけはブレなかった。この一点は今の為政者にも見習ってほしいかも。2011/08/29

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