文化財保存学入門―感じとる智慧・つながる記憶

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863451193
  • NDC分類 709
  • Cコード C3070

目次

第1部 文化財保存の諸相(総論 文化財修復の意義と可能性―一修復者の立場から;生きている文化財をまもる―景観・集落の保全;日本・東洋の彩色作品の修復―日本画・東洋画・書蹟・彫刻彩色の修復の現場から;文化財と科学―保存科学の役割とその内容 ほか)
第2部 特別講演会―文化財修復から見えること―(平成二一年一月三一日開催)(まもりたいもの残せないもの―共有財としての幻想;文化財修復の意義と実践―仏像修理を中心に)

著者等紹介

秋田貴廣[アキタタカヒロ]
立正大学仏教文化財修復研究・実習室研究主任。立正大学仏教学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

7
文化財修復を初めて知ったのは1999年であった。漆が剥がれて塗り直すという作業を職人が行う事業の調査である。本著では、伝統の再創造や価値の意味の空洞化に留意することが総論で述べられる(13ページ)。内実の継承がポイントなのだ。町並みの修景も観光客に失礼にならないためには重要だ(30-31ページ写真のビフォー→アフター)。電柱地中化や道路素材の変更が施され、感じがよい。絵画や屏風、彫刻や仏像、建造物の屋根など、多彩な分野の修繕が行われていることがわかった。そして、通訳案内士ならこうした保存の価値を訳したい。2012/12/03

かお

1
教科書として

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