子ども・若者ケアラーの声からはじまる―ヤングケアラー支援の課題

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子ども・若者ケアラーの声からはじまる―ヤングケアラー支援の課題

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863423251
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

内容説明

どのような子ども・若者が、どのようなケアをしているのか、私たちはあまりにも知らない。事例検討会で明らかになった、子ども・若者ケアラーによる生きた経験の多様性。その価値と知られざる困難とは何か。ケアラーが生きやすい社会への転換の方向性を、当事者の声から考察する。

目次

第1部 子ども・若者ケアラーを取り巻く現状と課題(子ども・若者ケアラー支援の課題―“ケアラー”支援と“子ども・若者”支援との接合;日本における実態調査からみた子ども・若者ケアラーの全体像;障害児者のきょうだいのおかれた状況;子ども・若者ケアラーをめぐる京都市ユースサービス協会の取り組み;「コラム」子ども・若者ケアラーにまつわる様々な“座りの悪さ”について;「コラム」京都市ユースサービス協会でのつどい)
第2部 こうしてケアがはじまった(「私」を受け入れてくれる場所を探して;いま、自分と向き合う時―2020年春、「ニコイチ」だった母から離れて;大変だった、それでもかけがえのない私のケア経験)
第3部 ケアをする/しない(ケアより自分の人生を優先した子ども・若者ケアラー;自分で選ぶ、暮らしをつくる)

著者等紹介

斎藤真緒[サイトウマオ]
立命館大学産業社会学部教授。専門は家族社会学。思春期保健相談士。「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」運営委員。(公財)京都市ユースサービス協会の「子ども・若者ケアラー事例検討会」事業(2017年3月~2022年2月予定)の発起人。「子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP;Young Carers Action Research Project)」(2021年9月~)発起人

濱島淑恵[ハマシマヨシエ]
大阪歯科大学医療保健学部教授。専門は高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。2019年、ヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を立ち上げる。2021年度は厚生労働省の全国調査の研究班委員長のほか、神戸市こども・若者ケアラー支援アドバイザー、大阪市ヤングケアラーPTメンバー、兵庫県ケアラー支援に関する検討委員会座長を務めている

松本理沙[マツモトリサ]
同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程(後期課程)満期退学。博士(社会福祉学)。同志社大学社会学部社会福祉学科実習助手ほかを経て、北陸学院大学人間総合学部子ども教育学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yurari

2
恥ずかしながら本書を読むまでヤングケアラー(家事やケアを担う子供・若者ケアラー)の事を知らなかった。本書ではヤングケアラーの当事者が経験を語っている。彼らの置かれた状況を考えると胸が苦しくなってくる…。親の発病がきっかけでケアラーとなった人が多いものの、当人達は始めからケアを意識していた訳ではなく、したがっていつからケアを始めたのか分からないと言う。日常との境界が曖昧でどこからがケアなのか分からないので援助を求めにくいのが大きな課題。2022/05/06

Go Extreme

1
子ども・若者ケアラーを取り巻く現状と課題: “ケアラー”支援と“子ども・若者”支援との接合 子ども・若者ケアラーの全体像 障害児者のきょうだいのおかれた状況 子ども・若者ケアラーをめぐる京都市ユースサービス協会の取り組み こうしてケアがはじまった: 「私」を受け入れてくれる場所を探して いま、自分と向き合う時―2020年春、「ニコイチ」だった母から離れて 大変だった、それでもかけがえのない私のケア経験 ケアをする/しない: ケアより自分の人生を優先した子ども・若者ケアラー 自分で選ぶ、暮らしをつくる2022/05/16

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