内容説明
無料低額診療事業の意義や役割、制度、実績、現場の実践その全体像をまとめた「決定版」。
目次
第1部 無料低額診療事業の意義と歴史(医療保障と無料低額診療の役割;「経済的事由による手遅れ死亡事例調査」から;無料低額診療事業の歴史―社会福祉としての医療はどのように成立したのか)
第2部 無料低額診療事業の実践と課題(社会福祉法人の無料低額診療事業の実践―愛染橋病院でのソーシャルワーク;民医連の無料低額診療事業の実践―京都民医連中央病院でのソーシャルワーク;保険調剤薬局と無料低額診療事業 ほか)
第3部 無料低額診療事業の制度・実務(無料低額診療事業の現状と課題;こうすればできる無料低額診療事業―実務ガイド)
第4部 無料低額診療事業の改善・充実・発展のための提言―すべての人々に漏れなく医療を保障するために
著者等紹介
吉永純[ヨシナガアツシ]
花園大学社会福祉学部教授(公的扶助論)、近畿無料低額診療事業研究会代表、全国公的扶助研究会会長
原昌平[ハラショウヘイ]
ジャーナリスト、大阪府立大学・立命館大学客員研究員、精神保健福祉士、日本精神保健福祉士協会相談役。2019年9月まで読売新聞大阪本社編集委員
奥村晴彦[オクムラハルヒコ]
社会福祉法人大阪社会医療センター付属病院、医療ソーシャルワーカー(MSW・PSW)、精神保健福祉士、大阪しあわせネットワーク(生活困窮者レスキュー事業)スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。