内容説明
医療的ケアは障害児者の在宅支援教育支援のコア(核)である。法制化1年半、医療的ケアの原点と制度の理解、超重症児者の地域・在宅支援、学校の医療的ケア、地域での住処ケアホームなど、法制化の検証と課題を明らかにする。
目次
第1章 医療的ケア、法制化の検証と課題(今後の医療的ケアを考える;必要な人に必要な支援を届ける―京都の第3号研修;法制化の原点から「喀痰吸引等研修(第3号研修)」を捉える)
第2章 訪問診療からみえる超重症児者の地域支援(医療と福祉の協働で支える小児在宅医療)
第3章 障害児者のマッピングとそこから見える在宅支援(北海道の地域特性、全数把握と在宅支援)
第4章 地域の訪問看護・福祉からみた超重症児者支援(超重症児者の存在価値と地域生活支援;ケアホームと医療的ケア)
第5章 学校での「医療的ケア」(学校での「医療的ケア」の歴史と現状、そして今後;学校医から見た医療的ケア)