発達障害児者の防災ハンドブック―いのちと生活を守る福祉避難所を

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863420908
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

内容説明

東日本大震災で避難所を利用した人は40万人。多くの発達障害児者とその家族の避難状況、生の声、実態調査から見えてきた教訓と福祉避難所のあり方、運営システムを提言。

目次

第1章 避難所に入れない障害児者の苦悩と福祉避難所の開設
第2章 大規模災害時における発達障害児家族のニーズ
第3章 発達障害児者家族の避難の実際と避難所に対する要望
第4章 大震災後に避難所となった特別支援学校の状況
第5章 在校・入所していた障害児者はどのように避難したか
第6章 要援護者支援マニュアルと福祉避難所設置の方法
第7章 福祉避難所となるにはどのような備えが必要か
第8章 大災害を想定した福祉避難所設置の防災訓練
第9章 東日本大震災からの教訓―私たちにできること

著者等紹介

新井英靖[アライヒデヤス]
茨城大学教育部准教授。東京学芸大学大学院を修了後、東京都立久留米養護学校教諭を経て、2000年に茨城大学教育学部に着任。教育学博士

金丸隆太[カネマルリュウタ]
茨城大学大学院教育学研究科准教授。早稲田大学大学院を修了後、東京都東久留米市教育センターを経て、2002年に茨城大学大学院教育学研究科に着任。東日本大震災時には臨床心理士として各地の避難所で心のケアを提供した

松坂晃[マツザカアキラ]
茨城大学教育学部教授。前茨城大学教育学部附属特別支援学校長。子どもの身体活動と健康関連体力に関する研究に取り組む一方で、発達障害児の体育指導に関する研究を進めている

鈴木栄子[スズキエイコ]
茨城大学教育学部附属特別支援学校副校長。茨城県内の小・中学校の特別支援学級担任として発達障害児の指導を担当。茨城県立北茨城養護学校教頭を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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