内容説明
消費社会の進展は社会に何をもたらすのか?モノに向かわなくなった消費の変化を「健康志向」と人々のリスク意識から考える。
目次
第1部 消費社会と身体(消費社会についての問題;消費社会と身体の関係)
第2部 健康志向の趨勢(健康志向の高まりに関する2つの立場;消費行動における健康志向―家計調査を中心に;マス・メディアにおける健康―健康雑誌の場合)
第3部 健康ブームを支える要因とその意味(脱物質主義化と健康の消費化;マス・メディアの利用と健康の消費化;権威主義的伝統主義と健康の消費化;曖昧さ耐性と健康の消費化;社会の長期的変化と健康の消費化―脱物質主義と権威主義)
全体の考察
著者等紹介
藤岡真之[フジオカマサユキ]
1973年神奈川県横浜市生まれ。1997年北海道大学文学部哲学科倫理学専攻課程卒業。1999年立教大学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。2005年立教大学大学院社会学研究科博士課程後期課程退学。現在、弘前学院大学社会福祉学部講師、博士(社会学)、専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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