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内容説明
朝出勤してきたら、天井から降ってきた強盗が金を奪い、副支店長が眼前で半殺しにされ、自分も人質にされる―そんな苛酷な経験をしたクレアは、なかなか心の傷が癒えない。彼女の苦痛を目の当たりにしたダグは、次の仕事を機に強盗稼業からは足を洗おうと決心する。しかし、他の仲間たちはこんな実入りのいい商売をやめる気はさらさらない。青春時代を共にした悪党どものために、ダグは最後の大博打を打つことにした。クレアに淡い恋心を抱くFBI捜査官フローリーはそれを察知、ダグへの嫉妬心からある奸計を思いつくのだが…。すべてが終わって微笑むのは誰か。運命の時は来た。
著者等紹介
ホーガン,チャック[ホーガン,チャック][Hogan,Chuck]
アメリカ・マサチューセッツ州生まれ。ビデオショップで働きながら書いた小説『人質』(講談社文庫)がエージェントの目にとまり、たちまち大手出版社でデビュー。『強盗こそ、われらが宿命』でハメット賞を受賞。ミステリー界での地位を不動のものとした。現在もマサチューセッツ州在住
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。