ヴィレッジブックス
モンタナの風をつかまえて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 636p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784863323872
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1868年ロンドン。令嬢テイラーは今夜、最愛の祖母との約束を果たすつもりだった。そのために祖母の最期を看取れず、見ず知らずの男性と結婚することになろうとも―。気丈な伯爵夫人はモンタナからやってきた貴族の庶子ルーカスに美しい孫娘を託した。謎多き彼にはこの取引に応じざるをえないある事情があった。ボストンに到着次第、婚姻は解消され、テイラーは姉夫婦の遺した幼い双子を引き取り、卑劣な叔父の手の届かぬ場所で姪たちを育てるはずだった…。偽りの婚姻と知りながらも、ふたりはいつしか惹かれあっていくが、そんな彼らに悪夢のような出来事が迫っていた―。

著者等紹介

ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1985年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としても不動の地位を誇っている

細田利江子[ホソダリエコ]
佐賀県出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

20
あはは、この作家さんらしいなあ、とにっこり。もっとさっくり編集できるんじゃないかな~と思ったりしつつも楽しめました。イギリスで「やんごとなき」叔父の元虐待されて育った貴族女子が、広大で自由なアメリカにあこがれ育ち、祖母からアメリカ人男性と結婚するチャンスを得るあたり、荒唐無稽だけど面白いです。後半からは完全に彼女のテンプレート。ハチャメチャ天然美女と、彼女に振り回される強面男子たち、というパターン。子どもたちがかわいかった。自分好みの口下手で男臭いマッチョさんだらけなんですもの~。2016/10/18

Miyuki_fsog

15
ガーウッド…やっぱり面白い♪ヽ(´▽`)/ H/Hのテイラー&ルーカスはもちろん❤だったけど ヴィクトリア&ハンターも❤ 双子も可愛いかったし…欲を言えばルーカスの弟の話も読みたかったな(≧∇≦)2017/11/05

ちはや

10
エピローグが欲しかった!あぁ、この家族のその後が気になるわ。事件の決着のつけ方は安易な気がした。あと旅の途中、ヒーローが別行動だったことも(笑)おい、おめぇさん、いくら用事があったとはいえ、ヒロインたちを親友に預けて旅させるって、どうよ(笑)←訂正!読友さんに言われて思いだした。ヒロイン一行、勝手にヒーローの町へ向かったんだったね。事後承諾にするつもりで(^_^;)  それと、出てこないヒーロー兄弟を登場人物紹介にいれずに町の住人をいれるか、思い切って削除すればよかったんじゃない?あー、思い出した!双子の2012/06/20

いっちん

5
なかなか話が複雑というか最初は登場人物が多くて関係を把握するのに大変だった。ハンターとヴィクトリアという組み合わせになるだろうなと思ったけど、予想通り。そしてテイラーとルーカスが、なかなか一線を越えないところもやきもきした。2015/09/25

romance_holic

4
今回のヒロインも、世間知らずで、前向きで、無垢なパワーでわが道を行きます。貴族令嬢でありながら、アメリカのマウンテンマンにあこがれて、スコットランドの親戚宅の庭で野営したりする変わり者。目的があって訪米しますが、途中失敗もあり、イギリスから追いかけてくる悪夢もあり、痛い目にあうことがあっても、くじけません。初めはお金のために夫となり、アメリカまで付き添うことになったヒーローも、次第に彼女のパワーに巻き込まれ、影に日向に彼女を守ります。 読んでいてとっても元気になるストーリーでしたが、しみじみ感もあり☆2012/08/13

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