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内容説明
１８１６年ロンドン。セント・ジェイムズ侯爵ネイサンは今夜、妻をさらうはずだった―。１４年前、国王の命により１４歳で宿敵の娘サラと結婚したネイサン。花嫁はまだ４歳の幼子だった。以来一度も会っていないが、このまま後継ぎをもうけず契約が無効になれば、約束された契約金と土地は手に入らない。のぞまぬ誓いを果たすため、サラを強引に連れ去ろうと真夜中に邸に赴くと、窓からサラが降ってきた。あまりにも美しい女性に成長していた妻に目を奪われるも、彼女は邸を抜け出しどこかへ向かうところだった。あとをつけたネイサンは心ならずもサラの無謀な計画に巻きこまれることになり…。
著者等紹介
ガーウッド，ジュリー［ガーウッド，ジュリー］［Ｇａｒｗｏｏｄ，Ｊｕｌｉｅ］
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。１９８５年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としても不動の地位を誇っている
鈴木美朋［スズキミホウ］
大分県出身。早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イヴ＠乗馬に夢中
22
めちゃ良かった♡これ再読決定。ツンツンデレデレ、ヒーロのネイサン×質問攻め、すぐ泣いちゃうヒロイン、サラ。 最高の組み合わせ。しかも次から次へと面白い事件が起こるから終われないww特に航海中のパラソル事件、スープ事件、海賊危機一髪。もうね、ジュリーさん、天才かよ！！ サラは悪気ないけど、一生懸命やったことがが悪い方へ悪い方へ。結果好かれる存在になるんだよね。こんな奥さん、飽きられない一生楽しいだろうな〜。ラストのネイサンの愛の告白良かった。今んとこ一番これが好き♡ 2018/08/13
veri
17
世界を彼女から守る前に、姫に自衛手段を教える前に、貴方こそ自衛が必要ではないのかペイガンよ…。姫さん、姫さん頼むからおとなしくしてんか。頼む。そんな私の声をよそに、温室培養の姫は暴れ回る。方や保護者面した大人（2名）がいらんことするもんだから、え、実は敵なの？とかわざとなんだかなんなんだかわからないミスリードをしてしまうくらい、余計な深読みをさせられる始末。ああわからないガーウッド節。実は初ガーウッド。でも一番わからないのは、なんだかんだで一気読みしてしまったことだったりして…2017/05/07
Miyuki_fsog
14
「くそっ！サラ！」何回、言ったんだろ( ・◇・)？ それより…面白かったぁ❤❤❤ まずは やっぱりのプロローグ❤最高でした(≧∇≦) H/H二人の結婚式、14年前 ネイサンは14才…ヒロイン･サラはたったの4才でした！その時の二人の様子が…キュンキュンで♪ヽ(´▽｀)/ 2017/07/22
Miyuki_fsog
12
再読📖…笑った笑った😆 無邪気なヒロイン･サラの一生懸命さが可笑しい💖 そして、14年前のヒーロー･ネイサンが14才 サラ4才の結婚式の様子が可愛らしく、それからサラはずっとネイサンの事を思い続けていたなんて💞2019/05/03
たまきら
10
久々に。マンガみたいな天然問題児な女の子と、ごっつい男子…という、本当に日本の漫画にありそうなカップルなんです。何回読んでも笑ってしまう。なんやかんや言って女子にやられっぱなしでおかしい。最後のセリフの後の男子の反応は「ご想像にお任せします」…きになるなあ。2015/06/08
