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内容説明
クレイボーン家の三男で早撃ちの名手と知られているコールは、ある日目覚めると留置場にいた。身に覚えがないうえに、いつの間にか連邦保安官に任命されていたことを知らされたコールだったが、モンタナ準州を荒らしまわっている凶悪な銀行強盗を追うことを決意する。彼は捜査をすすめていくうち、事件現場にいたという清らかな瞳と魅惑の美貌の女性ジェシカと出会う。コールは彼女にひと目で心を奪われ、その純粋な優しさに惹かれていくが、目撃者であるジェシカの存在を知った強盗団の不穏な影は、着々と彼女にせまっていた…。西部開拓時代を舞台に女王が贈る、感動のシリーズ第３作。
著者等紹介
ガーウッド，ジュリー［ガーウッド，ジュリー］［Ｇａｒｗｏｏｄ，Ｊｕｌｉｅ］
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。１９８５年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としての不動の地位を誇っている
細田利江子［ホソダリエコ］
佐賀県出身。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyuki_fsog
14
シリーズ通して、今作が一番のロマンスだったかな❤ヒーロー･コールもステキだったし(≧∇≦) もう1つのダニエルとグレースのカップルも良かった❤ エピローグはママ･ローズとの会話もあって満足♪だけど もっと兄妹の絡みも最後に読みたかった❤2017/09/29
choco
13
がんばって読みました。これでシリーズ最後よね？1冊まるごと銀行強盗事件を軸に進む西部劇話。こういう時代は証拠集めも証人を裁判に立たせるのも大変なのねー、とか時代ならではの事情を楽しみました。ああ、「ショットガン・ウエディング＝妊娠による結婚」なんて言葉もありましたけどこの時代から？へえ～。ショットガン並みの速さだから、じゃなくて、知らされた父親が相手にショットガンを向けるからだそうです。勉強になりますｗ2017/04/04
いっちん
6
【クレイボーンシリーズ3作目】これでラストかと思うと少し寂しくなった。バラシリーズの中で一番好きな作品がこの3作目。あとがきで、ノアの曾祖父がコールだと知って納得。コールとノアはそっくりすぎる(笑)そしてダニエルも幸せになれたみたいでよかった。ラストも素敵だった。2015/06/23
MOMO
3
作者があえて誰が目撃したかわかんないように書いてるのにも関わらず、裏のあらすじでは、はっきり名前が・・・この思いっきりのネタバラシって、どうなのかしらん・・・とは言うものの、お話自体は結構面白かったので、まぁいいかと・・・。あと、冷酷で有能な連邦保安官というイメージから、もうちょっと年取ってる（４０代）と思ってたダニエル君が、比較的若かったのには少々驚き。なんせ、コール君と一歳しか変わんないなんてさぁ・・。おまけに目撃者の可能性のある女性に一目ぼれまで！2011/11/14
yura
3
面白かった。複数のロマンスが同時進行で、サスペンス込みなので少し物足りなさも残る。でも、今回のサスペンスは、書き込まれていて意外性もあって、満足。2011/08/23
