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内容説明
ニューヨークで路上生活をしていた4人の少年は、ごみ溜めで拾った女の赤ん坊とともに家族として生き抜くことを誓い、西部を目指した。モンタナ準州の奥深くの土地に居をかまえた彼らの間には、血のつながった家族以上の強い絆が結ばれていった…。それから20年余り。末妹は伴侶を見つけ、出産間近。残る兄弟たちはそれぞれたくましい男性になり、独力で成功しているにもかかわらず、いまだ独り身の生活だ。そんな彼らに訪れた恋の気配は思わぬ波乱を巻き起こすことに―。長男アダム、次男ダグラス、四男トラヴィス、クレイボーン兄弟たちの恋模様を描いた、心温まる中篇アンソロジー。
著者等紹介
ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1985年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としての不動の地位を誇っている
細田利江子[ホソダリエコ]
佐賀県出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyuki_fsog
13
前の2作の面白さからいくと 少し物足りない‼ それでも、2話目のダグラスのストーリーは兄弟がそろって イイお話だったと思う❤ 次は3男コール…どんなヒロインが現れるか楽しみ♪ヽ(´▽`)/2017/09/26
choco
12
大好きな「バラの絆は遥かなる荒野に」の続編。とはいえ兄弟3人の話を読むのはちょっと大変…。なんでかなー。血のつながりのない兄弟だけど、同一人物に思えるような描き方だから?とはいえ、トラヴィスのメールオーダーブライドの話は面白かった。2017/04/04
いっちん
7
【クレイボーンシリーズ2作目】メリーローズの兄たちの話。できるだけ簡潔にまとめられている3話の短編。個人的には『ピンクのバラ』が好きかな。エミリーのキャラも好感が持てた。アダムの話は情熱的というよりも静かって感じ。ダグラスの話『白いバラ』もよかった。2015/06/22
Yoko
7
クレイボーン兄弟の続編。兄弟たちそれぞれのその後が連作中篇で語られます。順にそれぞれ落ち着くところに落ち着いてしまうのが何だか悔しい‥‥‥(勝手に言ってろ)。さて次作コールの物語が楽しみだ。2015/03/14
yura
5
西部劇仕様の2話が一番好きだったな。「荒野の天使ども」を読みたくなっちゃった。短編なのがなあ。次も読みますよん。やっぱりガーウッドのヒストリカルは好み。2011/04/29