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内容説明
神から授かった特別な力を武器に「悪」と戦う使命を負ったギャビイ。刑事ルーサーは姿を消した彼女の居場所をついに突き止めた。ギャビイは娼婦の用心棒として娼婦館の屋根裏で暮らしていた。ルーサーと再会したギャビイは、自分のせいで死んだと思っていた友人モーティの無事を知り安堵する。翌日、彼女に邪悪な存在を知らせる“呼び出し”が！痛みに導かれ車を走らせると、顔なじみの娼婦が惨殺されていた。そしてギャビイを慕う年若い娼婦ブリスも襲われる。復讐を誓ったギャビイはルーサーと事件を追うが、卑劣な殺人鬼は彼らを嘲笑うように手口をエスカレートさせ…。好評ダーク・シリーズ第２弾。
著者等紹介
フォスター，Ｌ．Ｌ．［フォスター，Ｌ．Ｌ．］［Ｆｏｓｔｅｒ，Ｌ．Ｌ．］
アメリカのベストセラー作家ローリ・フォスターの別名義。１９９６年にはじめてハーレクインより作品を発表して以来、これまで４０点以上のロマンス小説を上梓している。Ｌ・Ｌ・フォスターとしての作品は、第３作刊行されている。代表作にアメリカネット書籍販売最大手アマゾン・ドット・コムのロマンス部門年間第一位を獲得した『秘めやかな約束』などがある
上野元美［ウエノモトミ］
三重県生まれ。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momo
6
ギャビィが思っているよりも、回りの人たちはきっとギャビィが好きなんだろうなぁ、と、人と関わりだしてから、ギャビィもいろいろと学んで変化していく姿も可愛らしいなぁ、と思いましたが、サスペンスの部分も面白かったし、大満足の一冊2019/08/25
bibi
2
人の皮を被った悪魔のような犯罪者を殲滅する為だけに生き、人としての感情や経験をせずに生きてきたギャッビイが人と関わりを持つ事で、本来持っている母性やら親切心やらが表に顔を出し、自分自身がその感情に対処出来ずにいる様か可愛らしい。そして、ギャッビイの半端ない強さが私は好き♫女としてもルーサーによって目覚めてきてるし・・この世の中に、本当にギャッビイのような神の使者が居たら良いのに・・2017/09/16
沙月
2
今作はとうとうファンタジー風味のラブコメになってしまったらしいｗ 悪人たちや事件のおぞましさはちゃんとあるけど、それもヒロインたちの漫才のようなやり取りの背後彼方に霞んで見えてしまうくらいの影の薄さ。ファンタジー路線をご希望の読者は怒りのオーラ出しそう。かといってロマンス路線をご希望の読者が喜べる内容かと言うと…ヒーロー役にあたるルーサーは始めから終わりまでヒロインの尻を追い回すだけで、刑事らしい仕事もせず危機においては寝こけたままヒロイン任せで、ほとんど添え物役なのでどうなんでしょう。頑張れルーサーｗ2011/05/30
黒崎ディートリッヒ
1
神の「呼び出し」で邪悪な存在と戦う漫画家、ガブリエルことギャビイ。前回の事件後、娼館の用心棒をしていた彼女は、かつて共に戦った刑事、ルーサーと再会し、死んだはずの友人が生きていたことを知る。ところがそれと同時に、彼女の周りで娼婦たちが次々殺される事件が起きて？！ 異能ロマンス。ですが異能バトルに近い雰囲気になってきた本作。ギャビィとルーサーの関係が男女の友情から恋愛に変わって行く様子が面白い。 オレンがかなり邪悪すぎる。ツンデレと反抗期と純粋な凶悪さをプラスすれば、かなり悪意に満ちた悪役になるとは。意外。2014/06/25
Miwa Nakatuka
0
しりーずでおもしろいです
