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内容説明
ＦＢＩは、ジェインへの脅迫メールにネオナチ的組織「フリーダム・ネットワーク」が関与しているらしいことを突き止め、ジュールズ・キャシディ捜査官を送り込んだ。ジュールズは私生活が原因で傷ついた心の痛みに耐えつつ、任務を果たそうとするが、さらなる運命のいたずらに翻弄されてしまう。一方、ジェインとコズモは相手の真の姿を知るにつれ、たがいに惹かれあっていった。しかし、ふたりの背後には脅迫者の死の銃口が迫っていた！日米で絶賛されるロマンティック・サスペンス・シリーズ、待望の新作。巻末にアリッサ・ロックとサム・スタレットが登場する短編を収録。
著者等紹介
ブロックマン，スーザン［ブロックマン，スーザン］［Ｂｒｏｃｋｍａｎｎ，Ｓｕｚａｎｎｅ］
これまでに４０作以上の作品を発表し、数々の賞を受賞しているロマンス小説の人気作家。ボストン郊外在住
島村浩子［シマムラヒロコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eko
28
前半でコズモ&ジェイン急展開♡そして弟ロビンがジュールズにあるシーンの練習台になってと乞い互いの気持ちがひしひしと伝わるその場面が好き。ロビンの葛藤が凄まじいアダムを怒鳴りつけたい。事件は最悪の事態を迎えパニクったジェインを諭すコズモが素敵でした。いつもの対テロではなくハリウッドで警護なんて楽勝？と思いきや最後はやはりアクションで。いや〜幅広く楽しませてくれるんだなブロックマン。ジュールズ幸せになって欲しい。おまけのサム&アリッサではアリッサ任務中お留守番サムの奈落に落ちる姿がかわいそうだった（´-`）2017/07/26
たまきら
14
コズモのあまりの完璧ぶりが、ロビンちゃんをさらにろくでなしにして最高に笑えます。ゲイ友が「あれはストレート、あれポテンシャルある」とか言ってたので妙に納得しながら読みました。こんな本読んだ、とスカイプしたら知ってた。知名度高いのねえ。自由と戦争の意義、自分の意見を言い続ける大切さについてコズモが語る場所にうなりました。日本ので政治家の言葉遊びのような自衛隊へのプレッシャーを考えると、こういう意識を持った「軍人」は日本では作り上げられないのではないだろうか…。いや～面白かった。ロビン、お前男になれよ。2015/07/24
choco
8
コズモ、ずーっと気になってました。一語以上なかなか話さないコズモ。その胸の内は繊細で、豊かで、愛情深く知的な人でした。皮肉モードでの弾丸トークが得意のヒロインとは、当初はぶつかりますが引かれ合う。合わなそうででもしっくりくる二人だと思う。こんなに語るコズモは彼女が初めてなんじゃないかな。映画製作の舞台裏も垣間見れたり、作品を重ねても、確実に面白くする作者の力量はすばらしい。でもあまりトム達を虐めないで欲しい…(>ω<。)2015/12/24
とろぷり
7
★★★★★ＴＳＳシリーズ：８。やはりジュールズの絡み合う三角関係が苦しくて。そして面白い！『ぼくは陽の当たる場所で生きていく資格がある』…ジュールズのこの一言に全て集約されている気がする。巻末はサム＆リスの短編。無力で、ただ待つことしか出来ない辛さを知るサムの姿も良かった♪再読。2014/06/25
あさひ．ａ
5
ジュールズ…。幸せになってほしい…。幸せになりたいのに、どうしてハッピーエンドを迎えそうにない男ばかりに惹かれてしまうの…。読み返してみれば、アダムも悪いばかりの男ではなかったなー。2018/08/09
