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内容説明
1860年ニューヨーク。路上で暮らす四人の少年アダム、ダグラス、コール、トラヴィスはある夜ごみ溜めに捨てられていた女の赤ん坊を見つける。彼らは青い瞳をした赤ん坊をメリー・ローズと名づけ、自分たちの手で守り育てることを誓い合い、フロンティアを目指して西部への旅立った―。それから19年後、美しく成長したメリー・ローズは寄宿学校を卒業し、最愛の“四人の兄”が営むモンタナの牧場へ帰ってきた。町の雑貨屋でハリソンと名乗る逞しい男と知り合った彼女は、都会から来たばかりだと告げる彼に、無法地帯での掟を知るまで牧場に身を寄せるよう言う。彼の隠された使命も知らず…。
著者等紹介
ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1985年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、長年にわたり人気作家としての不動の地位を誇っている
細田利江子[ホソダリエコ]
佐賀県出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyuki_fsog
11
いつものロマンスたっぷりなストーリーとは違う、血の繋がらない5人兄妹の ステキなお話(≧∇≦)下巻に行きます♪2017/09/19
Yoko
8
アメリカンヒストリカルかと思いきや純粋で直情なヒロインのお相手は海を越えたインテリハイランダーだったとさ。2015/02/24
いっちん
5
【クレイボーンシリーズ1作目】バラシリーズ1作目かな?エレナの我儘っぷりにイライラしたけど下では変身しそう。メリー・ローズがいい子なんだろうけど微妙に好きになれない…なぜだろう?4人が赤ん坊を拾って育てたってのも無理がある設定だなと思いつつ、下が気になるので読み進めよう。2015/06/20
たまきら
4
時は1860年代のニューヨーク。お互いを助けあう4人の孤児が、捨てられた赤ちゃんを拾って、犯罪から足をあらうことを誓うところから物語が始まります。もうそんな設定から夢中になり、純粋すぎる女子に胸キュン、過保護なお兄ちゃんたちにメロメロです。2015/01/05
まめもち
2
クレイボーンシリーズ1。ゴミ捨て場で拾った赤ん坊を4人のチビッコギャングが育てていくお話。アダム、ダグラス、コール、トラヴィスがメリー・ローズを中心に家族になっていく様子がアダムの母親への手紙で描かれているのが少々まどろっこしい気もする。ヒロインは優しい美人で気の強いのが玉に瑕らしいがどんどん気の強さだけが目立ってくる。ヒロインの実父のために彼女を探す弁護士ハリソンが登場。正体隠して近づいて、探しものはヒロインでしたと兄弟に告げたところで下巻へ。2017/01/14