• ポイントキャンペーン

トップ10〈#1〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 196p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784863321717
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

ホームレスから大企業のCEOまで、全ての住人がスーパーパワーを備える巨大多層都市“ネオポリス”。そんな驚異の街の治安を維持すべく奔走する第10分署“トップ10”の面々の奇想天外な日常を、新米婦人警官“トイボックス”の目を通して描く、笑いと涙とパロディ満載のスーパーヒューマン・ポリス・ストーリー!『ウォッチメン』とも『キリングジョーク』とも『Vフォー・ヴェンデッタ』とも違う、あなたの知らないアラン・ムーアがここにいる。

著者等紹介

ムーア,アラン[ムーア,アラン][Moore,Alan]
グラフィック・ストーリーの分野で、最も高い賞賛を集めているライター。『ウォッチメン』『Vフォー・ヴェンデッタ』『フロム・ヘル』『ミラクルマン』『スワンプシング』『シュプリーム』といった著作で数々の賞を受賞。イングランド中部在住

ハー,ジーン[ハー,ジーン][Ha,Gene]
これまでに『アドベンチャーズ・オブ・サイクロップス・アンド・フェニックス』『オクテイン』『シェイド』といった作品を手掛けている。ミネソタ州ミネアポリスに、妻と住む

キャノン,ザンダー[キャノン,ザンダー][Cannon,Zander]
1993年に、『チェーンソー・ビジランテ』のライター兼アーティストとしてデビュー。『リプレイスメント・ゴッド』で高い評価を集めた。近年は、ミネソタ・オーケストラ、DCコミックス、NDAA宇宙環境センターで、イラストワークを手掛けている。ミネアポリスに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三柴ゆよし

15
「まるでスーパーヒーローのバーゲンセールだな……」という某王子の名言を髣髴させる(ちがう)日常系刑事漫画の傑作。隔離された街の住人全員が異能の持ち主で、ミュータントも異星人も怪獣も神様も出てくるとあれば、久正人先生の傑作「エリア51」をいやがうえにも思い出す。とはいえ正直なところどちらも甲乙つけがたいので、一方が好きならもう一方も読めば? としか言いようがない。アラン・ムーアの偏執狂的な描き込みとパロディのセンスが光りまくるが、普段からアメコミを読みつけていないこちらとしては、いささか目が疲れんでもない。2016/05/03

bluemint

10
久しぶりのアメコミ。ムーアの原作ということで読んだが面白い。ぶっ飛んだ世界でも警察はあり、怪獣でもエイリアンでも人権があり、すぐ弁護士が飛んでくる。でも、サメ。フロスト警部シリーズみたいに同時多発的に事件が起き、振り回されているうちになんとなく解決してしまう。一応おもちゃを操るトイボックスという少女刑事が主人公のようだが、全く活躍しない。最後になってようやく読み方に慣れてきた。2018/06/04

wasabi

5
一つの物語で複数の事件が同時に進行するというのはなんら珍しい事ではない。だが、アラン・ムーア先生は一つのコマで複数の事件を同時に進行させるという離れ業をやってのけた。すげえ。このガヤガヤした感じは『踊る大捜査線』にも近い。2013/06/16

kasukade

4
第一話の表紙をみて笑ってしまう。まさか記念すべき第一話の表紙がキングダム・カムのパロディで絵師本人のアレックス・ロスがそれを描いてるなんて、これみれば一発でヒーローコメディ漫画だということが伝わる。それだけでもう面白い。内容もさることながら構成とキャラクターが特に素晴らしい。一コマで3つの話を進めつつそれぞれの伏線、展開、フリを描き込みゴチャゴチャした署内を演出しつつ、ちゃんとすべてをオチまでもっていくこのアラン・ムーアの凄さ、ちょうどカッコ良くないトップ10チームといい笑ってしまう。2013/06/09

fukumasagami

4
超人たちが暮らす町の警官たちの物語。アメコミならでは世界観。2010/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/218116
  • ご注意事項