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内容説明
世間を騒がせた「放課後の絞殺魔」事件から数ヶ月。ポートランド市警の刑事アーチーは囚われの美しくも残虐な殺人鬼、「ビューティ・キラー」ことグレッチェンとの面会を断ってふだんの生活に戻り、新たな死体遺棄事件にとりかかっていた。そんなアーチーの元に、あの新聞記者スーザンがスキャンダルを暴こうと追いかけていた上院議員が事故死、という知らせが入る。何かきな臭いものを感じるアーチーとスーザン。調べるうち、偶然にも遺棄事件との関連性が浮かびあがってくる。その矢先、グレッチェンの危難を告げる急報が飛びこんでき、アーチーは―。戦慄のデビュー作につづくシリーズ第2弾。
著者等紹介
ケイン,チェルシー[ケイン,チェルシー][Cain,Chelsea]
1972年アメリカ・アイオワ州のヒッピー・コミューンで生まれ、ワシントン州ベリングハムで育つ。ノンフィクションやコラムなどの執筆から作家としてのキャリアをスタートした。現在は家族とともにポートランド在住
高橋恭美子[タカハシクミコ]
関西外国語大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
21
アーチーはほんとにバカだのう。 でも男子目線のロマンス作品と思えば、そう違和感はないかも。不思議な恋愛関係となり、アーチーはそうバカっぽく見えなくなる。2015/06/01
Yoko
13
囚われた心。家族との幸せを思う残ったわずかな理性が切ない。アーチーこその弱さなのか。グレッチェンが悪魔なのか。アーチーが「愛じゃない。」と振り絞ったシーンに一筋の光明を見た。この2作目ではヘンリーやスーザン、スーザンママの頑張りが良かった。次作でどう決着がつくのか楽しみ。2016/03/31
對馬 正晃
7
アーチーとグレッチェンの愛に圧倒されました!政治家のスキャンダルと殺人事件は別に要らなかったような気もしますが・・・。とにかく3巻が楽しみです☆それにしてもパイプクリーナー恐るべし・・・。2014/09/15
ハムプー
6
アーチーとグレッチェンの関係が、知りたくて先を急いで読んでしまいました。なんでそんなに、アーチーが良いのかなぁ?2014/06/01
うき。
6
前作よりはるかに面白い!謎を平行に走らせてぐいぐい読ませる圧倒的なスピード感と、それぞれ際立った味のある脇役たち、ところどころにちりばめられたユーモラスな掛け合いが絶妙。これで終わってもよかった気がするけど、第3弾も既に刊行決定とのこと。書店員さん、押すべきはジリアン・ホフマンよりこっちだよ!!2009/07/15