内容説明
激動する今日の世界経済の背景にあるグローバル化とそれに伴う市場統合の実態に焦点を当て、実証分析に基づき世界経済が直面する諸問題を分かりやすく解説。最新データに基づく図表多数掲載!専門家、学生のみならず、現在の世界経済の動向に関心のある全ての方に必携の書。
目次
第1部 グローバル化の意義(グローバル化の進展と収支均衡論の意味;リスク分散動機と国際資本移動に関する一考察)
第2部 市場統合の実態(アジアの金融市場の統合はどこまで進んだか;地域経済圏とFTAの役割;対内直接投資の決定因を探る:クロス・カントリー・データによる実証分析;アジアと日本の景気・貿易の連関について)
著者等紹介
樋口一清[ヒグチカズキヨ]
信州大学教授(経営大学院)、信州大学イノベーション研究・支援センター長。1950年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業、同経営学科卒業、1975年通商産業省に入り、経済企画庁調整局調整課課長補佐、通商産業省通商調査室長、消費経済課長、小規模企業政策課長、九州経済産業局長などを経て、2001年信州大学教授(経済学部)、2005年より現職。中央大学・明治大学兼任講師、日本経済研究センター「希望と成長による地域創造研究会」副主査などを務める
河越正明[カワゴエマサアキ]
内閣府政策統括官(経済社会システム担当)付参事官(企画担当)、信州大学客員教授。1963年生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業、1987年経済企画庁に入り、OECD経済局エコノミスト、日本経済研究センター中期予測班主査、副総理兼内閣府特命担当大臣(経済財政政策)秘書官などを経て、2010年より現職。大阪大学大学院医学系研究科医療経済・経営学寄附講座招聘教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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