内容説明
北欧バルトの小国“エストニア”が、いまIT立国として世界の注目を集めている。本書では、エストニアのIT整備の方針、エストニアIDカードやX‐RoadをはじめとするIT基盤、国民ID番号の利用とプライバシー保護対策および各種電子政府サービスについて紹介した。
目次
1 エストニアの歴史・風土と社会(歴史と風土;文化;経済・産業;政治体制)
2 エストニアのIT戦略(エストニアIT政策のあゆみ;推進体制;IT利用状況;進行中の主なITプロジェクト)
3 エストニアの情報通信基盤(国のIT相互運用性に関するフレームワーク;エストニアIDカード;出痔たる書名と公開鍵暗号基礎;X-Road;電子政府アーキテクチャー)
4 インターネットによる行政サービス(行政サービスの概要;市民向けサービス;企業向けサービス;公務員向けサービス;新たなサービスの動き)
5 エストニアの将来ビジョン(ビジョン;行動分野と対策)
著者等紹介
前田陽二[マエダヨウジ]
1974年三菱電機株式会社入社。文字・画像認識分野の研究開発に従事。2001年に電子商取引推進協議会に出向。現在、電子署名および認証の分野の調査研究に従事。次世代電子商取引推進協議会主席研究員。工学博士
内田道久[ウチダミチヒサ]
2006年~2008年次世代電子商取引推進協議会に出向。主席研究員として、国内外・電子サービスの利用状況の調査、利用者の立場からみた電子政府・電子自治体の利活用についての研究に従事。日本ユニシス株式会社所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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