キルギスの誘拐結婚

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キルギスの誘拐結婚

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  • サイズ B4判/ページ数 138p/高さ 24X27cm
  • 商品コード 9784863132818
  • NDC分類 385.4
  • Cコード C0072

出版社内容情報

若い女性を連れ去り、花婿一家が総出で説得して強引に結婚させる「誘拐結婚」。中央アジアのキルギスで今も続く驚きの「慣習」を、気鋭の女性フォトジャーナリストが4カ月かけて取材し、1カ月余りの追加取材を経て届ける、渾身のレ

内容説明

中央アジアのキルギスで、仲間を連れた若い男が、嫌がる女性を自宅に連れていき、一族総出で説得し、無理やり結婚させる「誘拐結婚」。世界が注目する受賞写真でつづる、衝撃の「慣習」。気鋭のフォトジャーナリストが、1カ月の追加取材を経て届ける、待望の初写真集!南仏の報道写真祭「ビザ・プール・リマージュ」特集部門最高賞「ビザ・ドール(金賞)」、全米報道写真家協会「フォトジャーナリズム大賞」現代社会問題組写真部門1位。

目次

キルギスという国
チョルポン
ファリーダ
ウルス
アイティレック
アイペリ
ディナラ
それぞれの肖像

著者等紹介

林典子[ハヤシノリコ]
1983年生まれ。大学在学中に、西アフリカ・ガンビアの地元新聞社、ザ・ポイント紙で写真を撮りはじめる。「ニュースにならない人々の物語」を国内外で取材。ナショナルジオグラフィック日本版で、2012年9月号「失われたロマの町」、2013年7月号「キルギス誘拐婚の現実」を発表。その他、米ワシントン・ポスト紙、独デア・シュピーゲル紙、仏ル・モンド紙、デイズ・ジャパン誌、米ニューズウィーク、マリ・クレール誌(英国版、ロシア版)など、数々のメディアで作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

72
海外の人権問題を報道しているフォトジャーナリスト林典子さんが取材した、中央アジアのキルギスで起きている「誘拐結婚」。キルギスでは、結婚の約3割が「誘拐結婚」といわれている。その手口は、女性を無理矢理自宅に連れてきて、結婚を承服させるもの。一度男の家に立ち入ると、親族や年長者からこんこんと結婚を説得され、そこから逃れ出ることは恥とされる。結婚相手は、以前からの知り合い、2、3回会った程度の顔見知り、一度も見たことのない者など、女性とはあまり縁のない男たちである。お国の風習とはいえ、女性に対して理不尽なことを2016/12/18

G-dark

39
男性が女性を誘拐してくるのを男性の親族や近所の人たちが嬉しそうにしながら待っていたり、男性が女性を何時間もかけて結婚に応じるよう説得をしている隣の部屋で男性の親族たちが結婚祝いの食事を取り始めている写真も載っており、ゾッとします。女性を助けようという人はいないのか!?誘拐され、婚約者がいるのに合意の無いまま強引に結婚式を済まされ、レイプされ、自殺してしまった女性のエピソードを読んでいたら、わたしは怒りで涙が出ました。ふざけんなと叫びたい!他国の文化を批判するのは良くありませんが、どう考えてもクレイジー。2020/07/26

★YUKA★

33
伝統って何なんでしょう…。こんな事が行われているなんて、初めて知り、とてもショックを受けました。結婚式の日の女性、泣き叫び抵抗する女性、子供を産み、育てる女性。どの女性の顔も、見ていて悲しく、また複雑な感情が沸き起こりました。2015/04/09

シルク

31
読メで知って、いつか読みたいとなんか心に残っていた本(._.)キルギスで行なわれている誘拐結婚に関する写真集。この土地では古くから、意中の女性を誘拐して説き伏せ、妻になることを承諾させるという形の結婚が行われていたそうな。ただ20世紀に入ってから、暴力的なあり方のそれがぐんと増えたとのこと。自動車の普及が背景に絡んでいるのだろうが、目をつけておいた女性を車に乗せるや猛スピードで走り出し、女性が逃げようのない遠い遠い所まで連れ去ってしまう。男の家では結婚式の準備が出来ていて親族達が男と、彼が連れてくる筈の「2016/07/15

しぃ

22
平和な日本に住む私の価値観では、こんなこと許されるはずもないし絶対に受け入れない。理解は出来ないけれど、キルギスに住む女性の強さは痛いくらいに感じた。花嫁が幸せそうじゃない結婚式の写真だけでも胸にガツンと響くものがありました。かと思えば上手く利用している二人もいたりして、色々考えさせられます。老夫婦の「今の暴力的な誘拐結婚は伝統じゃなく流行だ」という言葉に少し救われた。こんな流行なら早く終わってしまえばいい。2015/04/23

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