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産経新聞社の本
危ない中国 点撃(クリック)!―福島香織の「北京趣聞(こねた)博客(ぶろぐ)」

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863060296
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

●中国の食は危険がいっぱい


段ボール肉まん騒動の記憶はまだ新しい。この騒動は“やらせ”ということで一応静まったが、これに象徴されるように、中国国内の「食」には数々の問題点がある。その問題点をひとつひとつ拾い上げて、食の現状とそこに潜む現代中国の「課題」に迫ったのが本書だ。筆者が産経新聞のブログに書いたものを単行本としてまとめた。「点撃」とはクリックのこと。「趣聞」はちょっと面白い、気の利いた話。「博客」はブログのこと。



●具体例を網羅、仰天するような実態-底流に都市と農村の格差


筆者があげている食の問題点を列挙すると
・ホルモン剤汚染食品による子供の成長過多
・重金属汚染されたヤミの塩による中毒
・化学薬品でピンク色を強調した「痩肉精」を食べると、めまいや吐き気
・ニセモノの鶏卵、ハチミツ、フカヒレ、醤油、食用油が横行
・米の汚染、飲料水の汚染、お茶の汚染、牛乳の汚染・・・
など、14項目にわたって「食の安全学」が語られている。危ない食の底流には、都市と農村の貧富の格差があると指摘している。



●社会風俗でも「怖い中国」の素顔


このほか、砂漠化する北京郊外、奴隷工場の実態、アブナイ化粧品、役人や党官僚の汚職、ヤミ炭鉱での記者撲殺など、社会風俗などの「危ない中国」も紹介している。マイナス面だけが強調されているように見えるが、行間には現状を改革するためには、まず何が必要かを見つめるジャーナリストの目が確かに存在する。

内容説明

中国の食は危険がいっぱい。産経新聞記者・福島香織が見た驚くべき食の実態。

目次

1 中国の食は危険がいっぱい(食の安全学;段ボール肉まん騒動;食の安全学番外編)
2 ちょっと危ない?趣聞集(社会風俗編)
追悼 永遠のファーストレディー・王光美さん

著者等紹介

福島香織[フクシマカオリ]
1991年、産経新聞社に入社。奈良支局、大阪文化部、同社会部を経て、98年秋から1年間、上海・復旦大学に語学留学。帰国後、外信部を経て、01年春に香港支局長。02年春から中国総局記者として北京に駐在。06年春から産経新聞のブログサイト「iza」に「北京趣聞博客」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

14
ヤバイです。危険な食品が平然と売られている・・・死者まで出しているのに全く気にしてない中国。ですが上海が好きで結構中国行ってたり、、、して中国人しか入らないお店で食事したりしてますがこれからは注意しなくては。2018/10/11

高木正雄

5
食品ネタが中心だが下ネタまで幅広い事柄について書いてある。ニセ食品など読む分には面白いが、いざ自分の前に出されると大変だなあ。この作者は最近習近平や共産党の本ばがり出しているようだが、こういうのもまた出せばいいのになあと思う2023/12/14

Humbaba

3
ネタであって欲しい内容がたくさんあった。日本は安全だと信じたいが、外食は避けたくなる。2009/02/03

あずさ

2
内容はともかく、なんて日本語へたくそなんだろう…一文が長すぎるし、句読点の打ち方も変だし、読んでていらいらしっぱなしです。てにをはもおかしいところが多々見受けられます。ちゃんと推敲したのかな?2014/01/24

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×5.0…あまりにも強烈過ぎる1冊がここに存在します。なんというかまさにすごいと言わざるをえない惨憺たる状況。食のそれなんかは吐き気を催してしまうこと必至でしょう。今この国はのりにのっていますが多分それも「つかの間」のことでしょう。何せ背景がこんな状態なのですから。背筋がぞーっと寒くなりました。2010/08/25

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