Series on the move<br> 世界の使い方

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Series on the move
世界の使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 537p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862760678
  • NDC分類 955
  • Cコード C0098

内容説明

「僕らは世界を見るために旅に出た」1953年、ニコラ・ブーヴィエはポンコツのフィアットに乗ってジュネーブを発つ。旅の手持ちは2年という月日と4か月分の現金。ベオグラードで親友の画家、ティエリと落ち合い、ロマの旋律に導かれるように東へ東へとつき進む。旧ユーゴスラビア、トルコ、イラン、アフガニスタン…世界から世界へ、道はどこまで続いていくのか。「世界は水のように身体のうちをすり抜け、わずかな時間だけ、その色を貸してくれる」みずみずしい旅の記憶は色褪せることなく、いまもなお旅人に熱く語りかける。約半世紀にわたって「旅のバイブル」と称される幻の旅行記。

目次

メロンの香り
アナトリアへの道
ライオンと太陽
タブリーズ―アゼルバイジャン州
ターバンと柳
タブリーズ2
シャーラー
サキ・バーの周辺で
アフガニスタン
カブール
ヒンドゥークシュ山脈
異教徒の城
カイバル街道

著者等紹介

ブーヴィエ,ニコラ[ブーヴィエ,ニコラ][Bouvier,Nicolas]
1929年、スイス・ジュネーブ生まれ。旅行家、作家、写真家、図像調査士。幼い頃から読書をとおして世界へ焦がれ、1953年6月、24歳のときに画家ティエリ・ヴェルネとともに旅に出る。旧ユーゴスラビアからトルコ、イラン、パキスタン…約1年半におよぶこの旅の記録は、処女作『世界の使い方(L’usage du monde)』として1963年に自費出版され、後年ヨーロッパ圏ではカリスマ的人気を博し、いまもなお多くの旅人に影響を与えている。1998年2月17日没

ヴェルネ,ティエリ[ヴェルネ,ティエリ][Vernet,Thierry]
1927年、スイス・ジュネーブ生まれ。画家、イラストレーター、舞台デザイナー。インテリアデザイナーと画家のもとで修行をつづけ、1953年、ブーヴィエよりひと足先にベオグラードへ旅立つ。旅のあいだに描かれた数々の絵は、旅や現地の様子を知る貴重な資料となっている。カブールでブーヴィエと別れ、恋人に会うためにセイロン島へ渡り、1955年3月16日にフロー(Floristella)と結婚。帰国後、しばらくジュネーブで活動したのち、パリへ拠点を移し、コメディジュネーブをはじめ多くの舞台デザインを手がけながら、創作活動を続ける。1993年10月1日没

山田浩之[ヤマダヒロユキ]
1966年、兵庫県生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アキ

90
1950年代20代の若者が、ルーフトップのフィアット・チンクエチェントでスイスからアフガニスタンまで旅をした旅行記。その頃、ユーゴスラビアは分裂前で、アゼルバイジャンはソ連だったし、イランはイスラム革命前で、アフガニスタンはイギリスにもソ連にも支配されていなかった。カブールの街は賑わっていて彼はすぐに気に入って、現地の人たちと交流した。その後彼は日本にまで旅を続けたらしい。一緒に旅した友人のティエリのイラストが、味のある挿絵になっている。若い時にしかできない旅に羨ましさを感じました。2021/09/05

ymm

1
【再読】「僕がカフェ・マジェスティックの前に車を止めたのは、真夜中を過ぎたころだった(-メロンの香り・ベオグラード- 書出しより)」"旅行"ではなく"旅"に出たいときに、一章、二章という単位で読む本です。ポンコツのフィアットを駆って二十代なかばのブーヴィエと友人ティエリの辿った旅路。旧ユーゴ、トルコ、アフガン……東へ東へ。埃っぽくドライで、なのにやけに生々しい。日本語訳も自然でうつくしい良訳だと思います。2014/11/29

SA

1
シンプルで簡潔な文体 表現はフランス文学っぽい香り 働きながら旅するってのはいいなぁ2012/06/03

あい子

0
★★★★★ よく分からないけど、この本を読んだことを後から思い起こすとたまらなく“郷愁”を感じてしまう。2017/06/14

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