「社会を変える」を仕事にする―社会起業家という生き方

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「社会を変える」を仕事にする―社会起業家という生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862760180
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

その小さなアクションが、世界を変える!
私たちの意識の持ち方で「社会は変わる!」

【著者紹介】
1979年東京都江東区生まれ。大学在学中にITベンチャー社長を経験。卒業後、病児保育のNPO法人フローレンスを立ち上げ「社会を変える」ために奮闘中。

内容説明

その小さなアクションが、世界を変える!元ITベンチャー経営者が、東京の下町で始めた「病児保育サービス」が全国に拡大。「自分たちの街を変える」それが「世の中を変える」ことにつながった。汗と涙と笑いにあふれた、感動の社会変革リアル・ストーリー。

目次

第1章 学生でITベンチャー社長になっちゃった
第2章 「社会を変える仕事」との出会い
第3章 いざ、「社会起業家」!
第4章 大いなる挫折
第5章 世の中のどこにもないサービスを始める
第6章 「地域を変える」が「社会を変える」
エピローグ
付録

著者等紹介

駒崎弘樹[コマザキヒロキ]
NPO法人フローレンス代表理事。1979年、東京都江東区生まれ。慶応義塾大学総合政策学部在学中に、(有)ニューロンの経営に参画し、株式会社化後、同社代表取締役社長に就任。同大卒業後、ベビーシッターをしている母親から、子どもの熱で仕事を休み解雇されたお客の話を聞き、保育業界最大の難問「病児保育問題」を知る。その後、ITベンチャー共同経営者に譲渡・退社し、「フローレンス・プロジェクト」を始動。2004年、NPO(特定非営利活動法人)認証を取得、代表理事に。2005年4月から江東区・中央区にて全国初の「保険的病児保育サポートシステム」である『フローレンスパック』をスタート。現在は、働く家庭のサポート事業を拡大する傍ら、講演、メディア出演、行政との連携を行うなど、病児保育や働き方に対する社会全体の取り組みを活性化させることに努めている。2007年7月、Newsweek日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

40
終わりを思い描くことから始める。 そうでないと、溺れる赤ちゃんの話のように、目の前の事に忙殺されてしまう。 志も大切だなぁ。 大きな志に、多くの 人が引き寄せられ、大きなムーブメントになっていく。 巻末の資料もとてもよかった。とても参考になる。 2021/01/05

みゃーこ

28
情熱家でロマンチストしか夢を形にはできないと思わされる、勇気をもらえる一冊だった。著者がすごいのは少しも気取っていなくて親しみがわくこと。自分にもできると思わされるほどひきつけられる感情表現の豊かさと人間くささ。ハートの熱さ!「あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい」という言葉とともに、70年代スピリットが私の中に共通言語としてズンと響いてきた。2012/07/20

kochi

13
大学在学中、IT企業の社長であることに疑問を持ち、温泉にこもって得た結論は「社会の役に立ちたい」。「病児保育」とNPOの組合せに思い至った著者が帰路向かった先は二週間前に勘当された実家だった…「「社会を変える」を仕事にできる時代を、僕達は迎えている。」近々文庫化されるので、おもしろすぎる文章に込められた熱いメッセージを直接受け取って下さい。2011/10/11

ブロッコ・リー

12
今まで読むのを躊躇していたのだが読み出したら一気に読めた。以前自分も似たようなアイディアを企画していたことがある。最近JR東日本がやりだしたが駅中、駅近保育である。主要ターミナル駅の空きオフィススペースを使って保育所を運営。通勤の親とは駅改札で待ち合わせ、小児科医、タクシー会社と提携して緊急時、時間外対応し、更に簡易宿泊設備とカフェテリアを運営するものだ。結局自分のは机上の空論に終わったのだが、駒崎氏のは初期費用をかけずに仕組みを作り、応分のコスト負担で会社運営をまわす方法だった。2010/04/20

はりねずみ

10
「保育園落ちた、日本死ね」のツイッターが話題になっている。働きたい女性にとって子供の預け先は重大問題だ。せっかく保育園に子供を預ける権利を獲得しても、子供が病気になったら預かってもらえず、その時はベビーシッターか親を頼る、それがダメなら仕事を休むということになる。子供は病気をするものなのに、それが原因で昇進できなかったり、解雇されたりする。残念ながらそれが現在の日本社会の姿だ。そんな窮屈な社会を変えようとしたのが、本著者。男子学生が社会起業家として七転八倒しながら目標を叶える様子は青春映画風。2016/04/05

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