内容説明
カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない。児童労働、政府の腐敗、巨大企業の陰謀…チョコレートの魅惑的で危険な世界へ。気鋭の女性ジャーナリストが徹底取材した、今なお続いている「哀しみの歴史」。
目次
序章 善と悪が交錯する場所
第1章 流血の歴史を経て
第2章 黄金の液体
第3章 チョコレート会社の法廷闘争
第4章 ハーシーの栄光と挫折
第5章 甘くない世界
第6章 使い捨て
第7章 汚れたチョコレート
第8章 チョコレートの兵隊
第9章 カカオ集団訴訟
第10章 知りすぎた男
第11章 盗まれた果実
第12章 ほろ苦い勝利
エピローグ 公正を求めて
著者等紹介
オフ,キャロル[オフ,キャロル][Off,Carol]
ジャーナリスト。ユーゴスラビアの崩壊からアフガニスタンにおけるアメリカ主導の「対テロ戦争」まで、世界で数多くの紛争を取材、報道している。アフリカ、アジア、ヨーロッパについてのCBCテレビ・ドキュメンタリーで数多くの賞を受賞。The Ghosts of Medak Pocket:The Story of Canada’s Secret War(クロアチア・メダック村の亡霊―カナダPKO舞台の知られざる戦争)で2005年ダフォー賞を受賞
北村陽子[キタムラヨウコ]
東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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