内容説明
1162日ぶりの復活…会計トリックと恋の三角関係!?固定資産台帳の話、美術品評価の話、在庫のカラクリの話、小売業の棚卸の話、連結子会社の話、M&Aの話、資金調達手法の話。『さおだけ』『食い逃げ』の山田真哉が贈るベストセラー会計小説。
著者等紹介
山田真哉[ヤマダシンヤ]
公認会計士。神戸市生まれ。大阪大学文学部卒。一般企業に就職後、公認会計士二次試験に合格。中央青山監査法人/プライスウォーターハウスクーパースを経て、公認会計士山田真哉事務所を設立。元・日本公認会計士協会会計士補会会報委員長。著書の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社)は150万部を超えるミリオンセラーになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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手押し戦車
13
企業は利益剰余金を貯金として現金で持たずに美術品や骨董品に変えて偽の美術品を会社の金で高額で買い、評価の妥当性や内部監査の盲点を突き差額を美術商から個人で受け取って私財に入れてしまう。商売で不正が起きると、損害賠償請求権や棚卸減耗損などの数値に変化が現れ特に在庫は商品が有る様に見せかけ棚卸資産として計上して粉飾をする。数字だけを追う厳しいノルマが粉飾に走らせ引継いだ担当者も粉飾の続きに巻き込まれエスカレートする。会計士の仕事は正しくお金に色を付けて行き経営陣から見るお金の色は利益率により濃くも薄くもなる。2015/01/17
悠
3
新キャラ登場‼話の終わり方がさらに先を読みたくさせる。2012/11/14
あや
1
【図書館】 シリーズ5作目。続くのかぁ…最終回まで読んでみます。2011/04/23
みっちー
1
☆1 ただの恋愛沙汰に落ち込んできたぞ− 新キャラ紫さんがいなかったら読み切るの辛かったかも2011/04/17
旅猫
1
天然記念物並みに見かけない二千円札に思いを馳せました。あれって景気対策の一環じゃなかったんでしたっけ。2010/05/18