出版社内容情報
ペーター・フーヘルの困難に満ちた生涯を紹介し、それと関連づけて作品解釈をつけ、主要な詩の翻訳をまとめた画期的書。
斉藤寿雄[サイトウヒサオ]
内容説明
浮かび上がる全体像。旧東ドイツの代表的詩人で、文学雑誌『意味と形式』の初代編集長として有名なペーター・フーヘル。困難に満ちたその生涯を紹介し、それと関連づけて読者の理解に必要と思われる作品解釈をつけ、さらに主要な詩の翻訳をまとめた画期的書。
目次
第1章 ペーター・フーヘルの人生(少年時代;青年時代;第二次世界大戦後 ほか)
第2章 作品解釈(『ポーランドの草刈り人夫』Der polnische Schnitter;『少年の池』Der Knabenteich;『十月の光』Oktoberlicht ほか)
第3章 訳詩抄(『詩集』;『街道 街道』;『余命』;『第九時』)
著者等紹介
斉藤寿雄[サイトウヒサオ]
1954年長野県生まれ。東京都立大学大学院修了。現在、早稲田大学政治経済学部教授。専門は20世紀のドイツ詩。2000年から2002年までレーゲンスブルク大学客員研究員、2010年から2011年まで同大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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