「ノヴゴロドの異端者」事件の研究―ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克

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「ノヴゴロドの異端者」事件の研究―ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克

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  • サイズ A5判/ページ数 327,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862580276
  • NDC分類 198.19
  • Cコード C3022

目次

第1部 「ノヴゴロドの異端者」事件の原形(一四九〇年までの「異端者」事件―モスクワ教会と旧ノヴゴロド教会との相克から「異端者」事件へ)
第2部 一四九〇年代前半のヨシフ・ヴォロツキーの「対『異端者』闘争」―『同時代問題の「異端化」』(七千年終末論争の「異端」教養化―『啓蒙者』第八‐一〇章を中心に;「ノヴゴロドの異端者」の教説としての「修道制批判」の形成―『啓蒙者』第一一章を中心に;『啓蒙者』簡素編集版の作成―ヨシフ・ヴォロツキーによる「異端者の告発」)
第3部 一五世紀末以降の「ノヴゴロドの異端者」事件―世俗案件への異端告発の適用(一五世紀末から一六世紀初頭における宮廷問題と「異端者」;一五〇四年の教会会議と「異端者」の処罰)
結論 統一国家形成期ロシアにおける「ノヴゴロドの異端者」事件

著者等紹介

宮野裕[ミヤノユタカ]
1972年東京に生まれる。1995年筑波大学第一学群人文学類卒業。1999年北海道大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程退学。2006年北海道大学にて博士(文学)取得。現在、北海道大学大学院文学研究科助教。ロシア中近世史専攻。現在は中近世ロシアの正統と異端の問題、教会及び世俗法、国家・教会関係の展開の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。