目次
第1部 経済と文化―カール・マルクスからマックス・ヴェーバーへ(国民経済学における問題状況―歴史的方向性対理論的方向性、客観的価値論対主観的価値論;ヴェーバーの第一の突破―歴史的文化科学と理論的文化科学の論理;自然主義的一元論の理念型的概念形成による克服;近代資本主義の発展史―ヴェーバーのマルクスに対する方法論的批判 ほか)
第2部 社会と文化―タルコット・パーソンズからマックス・ヴェーバーへ(問題;パーソンズにおける行為の主意主義的理論の二つの端緒;第一の端緒の分析力;ヴェーバーとパーソンズ―二つの概念戦略の比較 ほか)
著者等紹介
佐野誠[サノマコト]
1954年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、奈良教育大学教育学部教授。専門:比較法史・人権史・ヴェーバー論
林隆也[ハヤシタカヤ]
1957年生まれ。東京大学文学部卒、ヨハネス・グーテンベルク(マインツ)大学大学院中退。現在、東亜大学人間科学部准教授。専門:倫理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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