池上さんのことば辞典―サッカーで子どもの力をひきだす

池上 正【監修】/島沢 優子【著】

カンゼン（2016/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 235p／高さ 21cm
• 商品コード 9784862553782
• NDC分類 783.47
• Cコード C0075

内容説明

どうしたら伸びる？家庭、指導現場で実践。声がけやサッカー用語１１５語を独自に解釈。「こうとらえてみよう」の成長メソッド付き。シリーズ第３弾。

目次

第１章　力を引き出す、引き出さない「問いかけ・声がけ」（わかった？；質問ありますか？；どうですか？；楽しかった？　ほか）
第２章　とらえ直したい「サッカーまわりのことば」（教えない；教える；認める；厳しくする　ほか）
第３章　本質を伝える「サッカー用語」（いなす；壁パス；インサイドキック；パスミス　ほか）

著者等紹介

池上正［イケガミタダシ］
大阪体育大学卒業後、大阪ＹＭＣＡでサッカーを中心に幼年代や小学生を指導。２００２年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に子どもたちを指導した。１０年１月にジェフを退団。同年春より「ＮＰＯ法人Ｉ．Ｋ．Ｏ市原アカデミー」代表。千葉大学教育学部、東邦大学理学部、東京ＹＭＣＡ社会体育専門学校で非常勤講師を務めた。１２年に京都サンガＦ．Ｃ．ホームタウンアカデミーダイレクター就任後、育成・普及部部長などを歴任

島沢優子［シマザワユウコ］
フリーライター。日本文藝家協会会員。筑波大学卒業後、英国留学などを経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。１９９８年よりフリー。主に週刊誌『ＡＥＲＡ』やネットニュースで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Yuko]

「言葉は人なり」 大人の言葉が変われば 子どもの育ちが変わる（p4） それは、自分で考えるように導く「問いかけ」と、意欲や自立を引き出す「声がけ」だという。否定形や命令形は使わない。大人がすべて命令したり、答えを先に教えたりすることなく、子どもたちが自分で考え、状況を判断し、失敗を恐れず自ら動くことが出来るような声がけの大切さを説く。サッカーのみならず、他のスポーツをやっている子にも、また日々の生活においても、こども自身の気づきが深まるポジティブな声がけができるような大人が周りにいる子はしあわせだな。

2017/02/03

[しん]

子供とのサッカーのかかわりで非常に参考になる。子供への期待が強すぎる気持ちになったとき、冷静になるための薬として常に読み返したい。

2017/01/17

[Mimuchi]

サッカーを通して伝えること、やっぱり、深く考えさせ本です。何回も読み直したいと思います。

2016/12/25

[Mituya Hasegawa]

ベースはサッカーの本ですが、あらゆるスポーツの指導者にとって子どもたちへの指導のヒントがたくさん詰まった1冊。📖 とても勉強になりました!

2023/02/22

[やもち]

サッカーの指導者が子どもにかける、適切なことばを集めた本。中には家庭でも応用できそうなものも。　「言葉は人なり」。言葉の選択や、理解が変われば、子どもの育ちが変わる。「否定形や命令形は愚かな大人の辞書にのみ存在する」。

2017/09/01